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MODEL | トリプルカレンダー クロノグラフ |
MOVEMENT | Cal.23C バルジュー |
AGE | 1950年 |
MATERIAL | 金メッキ/ステンレススティール |
SIZE | 36mm(クラウン含めず)×46mm(ラグ to ラグ) |
伝説キャリCal.23Cバルジュー★ミネルバ★トリプルカレンダー/クロノグラフ 金メッキ/ステンレススティール
SOLD OUT
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創業1858年依頼、一貫性の自社製造を貫き、15名~22名(最終時従業員数)の職人達が一つ一つ心を込めて、組み立て、3階建てのレンガ造りの建物で、3段階とも言われる厳しい最終チェックをクリアしたものだけが出荷された。
世界が認め、いつのまにか伝説として語り継がれる時計となっていった。
『MINERVA”ミネルバ”』。
そして、スイス時計業界を揺るがしたあのクォーツショックの時でさえも、信念を貫き通し、マニュファクチュールにこだわり、クロノグラフのムーブ(Cal.20CH)まで開発してしまったあのMINERVAが2006年10月、その伝説に幕を閉じた(GPP Internatinalによりリシュモングループに売却)。これほどまでに世界のコレクターをとりこにさせた時計は、MINERVA以外、私は知らない。ここまで時計職人の心を感じる時計はこれからも世に現われないであろう。
そして今回ご紹介させて頂くのは、バルジュー最高峰12時間積算計”72キャリ”を生み、パテックフィリップの伝説キャリ”Cal.13″を誕生させた、2レジスタークロノグラフとしては、数多くあるクロノキャリの中で、ロンジン13ZN、30CHに継ぐ最高峰クロノキャリ『バルジュー23キャリ』搭載の一品をご紹介したい。その奇跡とも思えるピンクサーモンの独特の完全オリジナル体のダイアルは、”MINERVA”の文字が薄くなっているが、断然、ビンテージとしての経年のヤケが、オリジナル体の価値として最高のコスメティックとしての役割を果しているではないか。その何とも言えない風合いを魅せるダイアルの12時位置に月、曜日、そしてダイアルコーナーいっぱいに描かれた”1日から31日”までのデイト表示に見うるように、”23キャリ”をモジュールとして独自に進化させたその様相は、オペレーティングレバーからカップリングクラッチ、そしてリセットハンマーへと繋ぐ、すべてのパーツにアングラージュの職人技の妥協をゆるさない100年、200年の時を刻み続ける耐久性の証を”ミネルバ”のマニュファクチュー伝説、又、世界最強モジュラーとして伝説として60年以上経った今でも語りかけてくる。しかしその60年の時とは裏腹に、クロノプッシャーを押し、そしてリセットまでの終始一貫、その爽快な動きは、軽快なワーキングスタイルを維持し、デカ目のクロノ2イン溝ダイアルをアクセントとしたピンクサーモンダイアルの上をセクシーな細めのラインとして仕上げたステンハンドが、動き奏でる様は、今は無き”ミネルバ”伝説が新たに復活する予感さえも感じさせるであろう。そして”ミネルヴァアローマーク”でさえも、なぜか美しく感じてしまうステンバックケースを深めの金張りを施し、ステップのついた何と10.5mmという存在感を現す長めの鋭利なクロウラグがついたケースに戻し、ふと見つめながら、12時位置の小窓の曜日が変わり、ステンのデイトハンドが動いた瞬間、60年前の時にタイムスリップしてしまうような、そんな魅惑の思いにかられてしまうかもしれないことを最後にお伝えしたい。