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MODEL | クロノグラフ ラウンドケース 3ステップドクロウラグ |
MOVEMENT | Cal.13.20CH |
AGE | 1950年 |
MATERIAL | 18金無垢シャンパンゴールド |
SIZE | 35mm/横径リューズ含めず×44mm/両ラグ先端まで |
幻…3ステップドクロウラグ☆Cal.13.20CH★ミネルバ★18金無垢シャンパンゴールド
SOLD OUT
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創業1858年依頼、一貫性の自社製造を貫き、15名~22名(最終時従業員数)の 職人達が一つ一つ心を込め、部品ひとつひとつの製造から組み立てを、3階建てのレンガ造りの建物で、3段階とも言われる厳しい最終チェックをクリアしたものだけが出荷された世界が認め、いつのまにか伝説として語り継がれる時計となっていった『ミネルヴァ』。
2006年、リシュモンに売却され、147年という長き歴史にピリオドを打つこととなったが、その伝説は今だ人の心の中に生きづいていると言えよう。
そして今回ご紹介するのは私のコレクションからの一品。私自身、このミネルヴァの出会いで、改めてミネルヴァのすごさを感じることができたことは言うまでもない。
10m先からでも、その18金無垢シャンパンゴールドの眩しいほどの輝き、そしてそこに秘められたオーラを感じ、出会った瞬間に、怒涛のように溢れ出す歓喜な悦び…….
ケース径35mm×41mm、ミネルヴァ伝説”13-20CH”の28mm径を抱え込むには充分なサイズであり、通常モデルよりも2mmほど大きい。しかし、この一品のオーラの先には、ケースの付け根から鋭利に伸び出るラグが存在した。1cmもの湾曲した曲線を3重に重ね合わせ、どの角度から見ても、その豪快且つするどさの故、その存在感に時間を忘れ、ただ、ただ見とれてしまうだけ。そのラグの先端にまで指を這わせながら手にとった瞬間に感じる”43g”のずっしりした感触。3ピース構造となり、それぞれを曲線で表現し、一対とすることで、ステップをつけたかのように軟らかな段差が生まれる。
独特のプレート形のクロノグラフプッシャーを押した瞬間にそれまでの違った世界が広がり、その伝説クロノグラフ”13-20CH”の鼓動を改めて確かめるように、ダイアルを覗き込めば、50年以上の時が、神秘な世界に変えるかの如く、ゴールドの2トーンをサークル状のインダイアルとして表現し、そのサークル状にドットのインデックスを、大き目のクロノイン溝ダイアルの周囲を取り囲むかのように配置されている。
そのクオリティーの高さを感じるダイアル全体に、一瞬、クラックに見える曲がりくねった曲線は、何かが浮き出ているかのようにも見え、まるで、50年の間、時を刻んできた重みをひしひしと感じ、まるで魂が宿っているかのような熱いものも感じる。