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MODEL | レクタクギュラーケーストリプルカレンダー |
MOVEMENT | Cal.486/AW |
AGE | 1950年代 |
MATERIAL | 10金張りシャンパンゴールド |
SIZE | 横径23mm(竜頭含ず/含み25mm)×41mm(両ラグ先端まで) |
1949年オマージュ限定Cal.486★ジャガー・ルクルト★トリプルカレンダー&月齢
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1933年に410キャリバー開発により、腕時計にトリプルカレンダーを装備したモデルを初めて発表し、世界で初めてカウンター式のデイト表示を開発したヴァシュロン・コンスタンタンを1938年、傘下として向入れることにより、484,485,494,495,複雑時計としてのキャリバーを共同で開発し、その集大成として1949年、創業者マニュファクチュールの父と呼ばれたアントワーヌの孫であり、アントワーヌ以上の時計技師としての技術を備えながらも類まれな経営センスを持ち得たジャック・ダヴィド・ルクルトに敬意を表して誕生したオマージュモデルとして発表された。そのモデル独特の箱型のレクタクギュラーケースに搭載されたのが、当初このモデルの為だけに開発された”Cal.486″である。
当然、ジャックの業績は、ジャガー・ルクルト社名となるきっかけとなったフランスの天才技師であり、カルティエの3代目であるルイ・ジョセフ カルティエが1905年から時計に興味を抱き、当時フランスで時計技師として名を馳せ、1918年にアストン・マーティンの前身である”バムフォード・マーティン社”のダッシュボード計器類を供給した”エドモンド ジャガー”が設立したジャガー社とのフランス国内での独占時計販売権契約を結んだ通り、そのジャガー社の時計にルクルト社の機械を導入すること、そしてルクルト社単体での販売のヨーロッパにおける市場の軽減など、ルクルト社とジャガー社がアメリカ市場などの単体マーケットを存続しながらも、”ジャガールクルト販売株式会社”を設立、現在のジャガー・ルクルトの歴史が既にこの時点で始まっていく。更にそれを軸に1927年には時計業界とし現在の時計共同企業体としてSAPIC(時計製造協力会社)を設立するなど、スイス時計産業において大きな役割を担った偉人である。
その彼を称えたオマージュモデルだけに、今回の一品は素晴らしいの一言。角型フェイスにサークル状レイルウエイのデイトスケールを設け、31日のデイトを細かく丁寧に表示。そのサークルを境に2トーンのカラーに分け、12時位置に曜日と月のカウンターを装備、三角トップのデイトポインター針をセンター位置に、そして6時位置にあるのが、最大の特徴である一カ月の形を表す月齢を表示させた。その月として描かれた顔には繊細に細かく丁寧に眉毛、頬、唇、瞳なども描かれた。そしてその独特的な角型レクタンギュラ―のケースは、そのインサイドの刻印の通り、アメリカ3大ケースメーカーと呼ばれた1886年に開業したキーストン社製のもので金張りの造形技術は右に出るものはいないと呼ばれたほど。そのすべてのトップレベルの技術を今回の一品は集結したと言っても過言ではない。