極上美品18金無垢★ ジャガー・ルクルト Ref.9124.21 スパーラウンドスリムケース ★名機Cal.818/3

世界最大のマニュファクチュールとしてスイス、そして世界の時計ブランドを引率してきたジャガー・ルクルト。創業者から3代目であり、創業者アントワーヌをも凌ぐと言われ、その時計職人としての高い技術力と共に類まれな経営手腕とした”ジャック・ダビィド ルクルト”とフランスの天才時計師として、ルイ・カルティエの時計産業への本格的参入に大きく貢献し、自社の時計のフランスでの販売権までカルティエと契約を結んだ”エドモンド・ジャガー”との出会いが、後、ジャガー・ルクルトとしての単一の会社を作ることとなるが、この2人の出会いにより、カルティエもしかり、スイス時計産業の構図まで変えてしまったのも事実てある。そのひとつが、1936年にルクルト社を中心にしたSAPICが株の80%を取得することで事実上、ルクルト社の傘下となった三大時計メーカーの”ヴァシュロン・コンスタンタン”であろう。1870年頃からルクルト社よりムーブメントをエボーシュとして供給をしていた2社は、この買収によりより強固の絆となった。そのことでヴァシュロンコンスタンは、ルクルトのエボーシュ供給を受けると共に、ルクルト社のアメリカ向け製品の組み立てをも請け負うこととなり、ルクルトの高い技術力をも身につけることとなる。その結果、数々の名機を生み出すこととなる。
453,454という手巻きヴァシュロンの王道為ベースともなった”Cal.449.450”。手巻きクロノメーターロワイヤル1007,1008のべース”Cal.478”。自動巻きクロノローターロワイヤル1096ベース”Cal.906”などを筆頭に数多くの名キャリを世に排出してきた。中でもスタンダードでありながら1959年の誕生から現在でもマイナーチェンジをしながらも、4年前にも1000万円以上もするクロワゾネモデルにも搭載され話題を呼んだキャリバー1001はヴァシュロンの歴史の中でも名機中の名機と呼んでも過言ではない。そのキャリバー1001のベースともなったのが今回ご紹介する

キャリバー818である。

そのジュラ様式として昔から変わらぬルクルト独特の造形は、ルクルト、ジャガー・ルクルトとしての威厳を保ち、ヴァシュロンコンスタンタン以外にもオーデマ・ピゲのキャリバー1002のベースとして高級エボーシュの風格を醸し出す。そんな818の緩急針の仕様により818/2となった名機を搭載したジャガー・ルクルトの一品は、ルクルト社ではなく、ジャガー・ルクルト社製として誕生する。マニュファクチャーコード”VXN”かないことで、1967年以降の一品であり、より現代的になった出で立ちは、ポーセリングダイアルならではの繊細なプリントロゴにフルローマンのアワーズインデックス。シンプルながら18金無垢のラウンドに納められたそのダイアルは高級感のイメージを残像のように残す。誰にでも似合う時計でありながらも。特別な存在としてのオーラが辺り一面に広がる最高の一品であることは言うまでもない。