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MODEL | スーパーラウンドケース Ref.77336 |
MOVEMENT | Cal.480/CW 916373 |
AGE | 1940年代 |
MATERIAL | 14金無垢シャンパンゴールド |
SIZE | 約33mm/横径リューズ含めず×41mm/両ラグ先端まで |
名機Cal.480の軌跡..14金無垢シャンパンゴールド★ルクルト スーパーラウンド★34mm Ref.77336
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1950年、国際地球観測年に伴いルクルト社が世にだしたルクルト初となるクロノメーターに検定モデルとした伝説”ジオマティック”、当然、マニュフアクチュールとして自社のモデルにクロノメーターをすべて通すという偉業は世界でルクルト以外は無く、まさにそこに搭載された1945年に開発された”Cal.478″は化け物と呼んでもよかろう。その根源にあるのは自社モデルに対して特化したのではなく、1850年からパテック フィリップ、ヴァュロンコンスタンタン、オーテマ・ピゲ、そして1915年のフランス”ジャガー社”への全面ムーブメント供給など、高級スイス時計メーカーに対しエボーシュとして供給するルクルトの極限に実用性を高めた基本概念が、ルクルト社というマニュファクチュールの祖と言われた歴史を築いてきたのであろう。それは当然、2000以上と言われるルクルトが開発してきたムーブメントに対してもその基本概念は変わらない、その証として今回、ご紹介するモデルは14金無垢というメタリアルを高級というプロセスにしているのは当然だが、それ以上にこの一品に対しての思いは、その内に秘めたる存在、”Cal.480/CW”の存在である。1948年にこの存在次第をベースキャリとしてきた歴史を持ち、スモールセコンドという機械式の基本輪列として誕生した。それは三角型ブリッジが見せるように2,3,4番車の配置をできるだけ小さなスペースにすることで、一枚のブリッジで抱え、それにより香箱をより大きくし、駆動時間をより長くした。受け石に対しても平石ではあるが、油だまりをより深くし保油率を高めた。当然、頭脳を司るテンプもより分厚く、大きくすることで比重を重くし精度の安定性を計り、ルクルトのシンボルになっている”JL”のようにガンギ車を支え受け流していくアンクルのみごとな造形は言葉を失ってしまうほどである。そんな今回の一品、ダイアルは完全なオリジナルで60年以上の時を訴えかけるように深い哀愁を感じてしまうほど、針、インデックス、リューズも含め、すべてのパーツも当時のままとして皆様に熱くご紹介したい一品である。