激希少Ref.2904-911★ルクルト メモボックス★14金無垢シャンパンゴールドベゼル/ステンレススティール Cal.911アラーム

14金無垢シャンパンゴールドエッジベゼルがおりなす光のイルミネーション。斜光によりさまざまな顔を映りだす変幻的な漂い……

ステンの冷たい装いのギャップにただ、ただ、心奪われる、そんな予感がする一品、ここまで、人を惹きつける力強さはどこからくるのであろうか。

ゼンマイを巻上げる度に、そっと肌で感じるアプライドされた”JL”エンブレムが、ジャガー・ルクルトの『カナがすべてを物語る』という真髄を感じ、マニュファクチュールとしてのプライドをかけて作り上げた最高傑作”Cal.911″の20秒というアラームの音色を皆様方に鮮明にお伝えしたい気持を込めて出品させて頂きます。

1914年に13系のアラームムーブを引っさげ、世に打ち出した”エテルナ”。しかし量産までには至らず30年もの間、アラームの夢を各ブランドが追い求めていた。そしてそれはヴァルカンの”クリケット”120キャリ”が1947年に世界で始めて量産に成功した。そして世界は一時クリケットの独壇場であり、ヴァルカンの躍進に誰もが疑う余地もないほどであった。しかしその2年後、ヴァルカンにとって開発してはいけないブランドが開発してしまった。その名は『Cal.489』ジャガー･ルクルトのリストアラームである。当然当時、既にルクルトは世界最大のマニュファクチュールであり資金力、組織力、そしてパティックやオーデマなどの高級ブランドを顧客に持ちバセロンを傘下に向かえ現在のリシュモンやスゥォッチグループなどのグループ化の基礎を作っていたルクルトの躍進はとどまることを知らなかった。1954年にエボーシュ向けムーブとしてア・シールド社がCal.1475を各ブランドに供給し格安アラームを各社がひっさげ価格のよりルクルトを追っかけたが、価格の高いルクルトムーブはその後、『Cal.814』の開発により耐久性、信頼性と企業のネームバリューからしても他が、追いつくことは出来なかった。その後、1956年、自動巻きアラーム『Cal.815』を世界で始めて開発しその後、ルクルトを追うブランドはいなかった。しかしルクルトは、更なる進化を遂げ、精度を19800振動に上げた『Cal.910』を1962年に開発し、それをベースとしてデイト付き『Cal.911』を開発しそれは、アントワーヌ・ルクルトの生誕160周年の記念モデルとして誕生した”ワールドタイムデイト”や上流階級向けの金無垢仕様のメモボックスなどにも搭載され高級ムーブとしての地位を上げ一時傘下であったバセロンにもこのCal.911を供給している