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MODEL | コンビラウンドケース トリプルカレンダー&月齢 |
MOVEMENT | Cal.494 |
AGE | 1940年代 |
MATERIAL | 14金無垢ローズゴールド/ステンレススティール |
SIZE | 32.5mm(クラウン含めず)×42mm(ラグ to ラグ) |
幻…14金無垢ローズゴールド/ステンレススティール☆トリプルカレンダー&月齢★ルクルト★伝説Cal.494
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一目見るだけで圧倒的オーラを感じる見えぬ衣のように、そのチョコレートブラウンに彩られたその70年という確かな証…31日のデイト表示のマットな柔らかさを感じる外周のラインから段差のついた別世界へのディファレントカラー….その経年のヤケによりチョコレートブラウンに変色したインダイアルには、ローズゴールドのアラビアンナン3,6,9,12ナンバー、そして5分置きに配置されたウエッジのインデックスがアプライドとして立体的でキュートな装いを魅せながらも月、曜日のカレンダーカウンターを大胆にセンター位置やや上部に配し、ダイアルの1/3を埋め尽くすかのような勢いで圧倒的存在感を感じさせるムーンフェイズの世界…それは繊細で、そしてソフトタッチから大胆にペンを走らせたのように、眉毛、瞳、そして唇、鼻を丁寧に仕上げ、人間の顔を見事に描きぬいている。そのダイアルから発するそのバワーはすべてを見通すことの出来る何か力のようなものを感じることであろう…..それはインデックカラーと同じように紅に彩られた14金ローズの世界をスムースベゼルが演じ、同色のローズクラウンにスティールのティアドロップとのラウンドケースがフュージョンすることで、とてつもない言葉で言い表すことの出来ぬ、いや言葉すら罪ともなろうその美しさは果てしないロマンの先に見る夢物語りのような世界を表現している。ありがとう…ありがとう…この逸品に出会えたことを感謝し、時計ではない魂の宿しりタイムピースへの誇りとしてこの逸品をご紹介できたらこんな素晴らしいことはないのであろう。
そして耳を澄ませ『チク、チク、チク』とそこから聞こえるガンギとアンクルが奏でる18000振動のロービートのその鼓動…力強く生きる源を感じさせるそこにはやはり、あの伝説名機が宿っていた….
Calber.494….
1933年に410キャリバー開発により、腕時計にトリプルカレンダーを装備したモデルを初めて発表し、ヴァシュロン・コンスタンタンを1938年、傘下として向入れることにより、ヴァシュロンのトリプルカレンダーモデルとの共有キャリとして1945年、Cal.485が生まれ、そこに月齢を付けることで”485″と命名。そしてその翌年、現在でもミュージアムを飾るヴァシュロンの歴史の語り人となった”Cal.495″と同形となるルクルト専用キャリとして誕生したその名機たるは、そのティアドロップの32mmのラウンドケースいっぱいに28.5mmという巨大な世界を息衝かせている。2,3,4番車を一つに纏めたジュラ様式のしなやかな曲線で表現されたブリッジ、そこに備えられたビジョンブラッドの受け石のエクストラルビー、かなりのでかめのチラねじテンプに、独特の表情をかもしだす角穴車を覗かす香箱上のブリッジ。ヴァシュロンコンスタンタンのクロノメーターロワイヤルのルーツでもあったその証は、70年経った今でも最高の時の語らいを聞かせてくれている。
最高の一品….それは見た者すべてを…すべてを凌駕する力を持っている。世界でひとつしかない、絶対に存在しないと言えようこの逸品…….どの方と縁があるのか、どんな方をこの逸品は選ぶのか、待ち続けているのか、知り得るまで見届けたい…….