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MODEL | ジオマティック クロノメーター |
MOVEMENT | Cal.881G |
AGE | 1960年代 |
MATERIAL | 18金無垢シャンパンゴールド |
SIZE | 36mm(クラウン含めず)×42mm(ラグ to ラグ) |
幻18金無垢シャンパンゴールド★ジャガー・ルクルト ジオマティック★Cal.881G クロノメーター
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見た瞬間に、怒涛のように感動というざわめきで我を失ってしまう。なぜ、ここまで美しいのか、優しく、それでいて静かに零れ落ちるかのようなシャンパンゴールドの輝き….そこには言葉でその美しを表現できない悔しさまでもを感じてしまう。センター部分が盛り上がり、それがアクリル風防に映し出されると全体に浮かび上がるかのようなキルトパターンのギョーシエ彫りが18金無垢に同化するかのようにそのシャンパンゴールドに彩りこの逸品を特別な存在と証している。その特別な存在…….
『GEOMATIC/ジオマティック』………クロノメーター
マニュファクチュールの祖として現在までスイス時計界を引率してきたジャガー・ルクルト。1844年創業者”アントワーヌ・ルクルト”が、千分の一ミリメートルまで計測できる『ミリオノメーター』を開発したことで、カナ一つにまで徹底したクオリティーを追い求めることができ、その後の精度を追求した時計制作において歴史的発明となったのは言うまでもない。その発明によりルクルト社自身も時計のムーブメントを制作する会社として、パテック フィリップなどにも1850年頃から提供し、オーデマ・ピゲ、そしてヴァシュロン・コンスタンタンに関しては、1936年80%の株を買い占め、ヴァシュロンが1967年に独立するまで100%ルクルト社のキャリバーを搭載することとなったのは紛れもない事実である。それ故、ルクルト社に関してはエボーシュの会社としての存在が強かったが、ヴァシュロンが傘下になったことでルクルト社のム-ブメントの組み立て、調整をヴァシュロンの工場で行うことで、精度調整の技術も更に高まり、その技術はジュラ渓谷にあるジャガー・ルクルト社としてもマニュフアクチュールの威厳を確固のもとして確率したのも事実である。そしてそれは当時、当然スイスの公式クロノメーター検定協会に100個検定依頼を出し、簡単に全て認定を取得してしまった”170キャリ”、そして1944年、国際地球観測年の科学者達の為に手巻きキャリ”478キャリ”により、伝説クロノメーター『ジオフィジック』が開発された。そして1967年、1961年に開発された伝説”881キャリ”を5姿勢差調整とし緩急針には微調整できる機能を追加、そしてそこに与えられた名は、『キャリバー881G』となり、マスターシリーズの原点ともなった『ジオマティック』の誕生となった。
そして今回の一品、ダイアルはギョーシエ堀りの特別仕様、”CHRONOMETRE”の文字が存在しないが、このノン表記のモデルも当時は存在し爪足の偽造痕、リフィニッシュ痕からも間違いなくオリジナル。18金無垢シャンパンゴールドの重量感をいやおなしに感じる偉大なる”35mm(リューズを含めず/含め37mm)”のケースのインサイドのには、密閉率を高めるスプリングは欠損しているが(使用上に全く問題ございません)が、そこに打ち込まれた”92番台”シリアル、そしてその名機、881Gキャリシリアル”16番台”がジォマティックの特有シリアルとして証することも付け加えておこう。そしてその内部から発するそのとてつもない雄叫びは、アンクルをモチーフにしたジャガー・ルクルト”JL”エンブレムをローターに透かし彫りを施した堂々たる風格、そしてジャガー・ルクルトの機械を世界に押し上げてきた88系独特の”スイッチングロッカー式の切り替え車が左右に首を振る瞬間の爽快なローターサウンド、当然、薄型の開発に徹してきたルクルトの技術を凝縮した産物であり、100年以上持たせる耐久性に順ずるパーツの摩耗を防ぐという拘りが作りあげたジャガー・ルクルト史上、最高傑作キャリバーとして現在でもそのオーラを名機たる”ジオマテッィク”として語り継げているのは間違いない