激激希少14金無垢シャンパンゴールド 35mmビックラウンドケース★ルクルト リストアラーム★Cal.814

14金無垢のアラームスティックをメタルハンマーが叩く度に、60年という時を刻んだ歴史が蘇ってくるようである。それぞれのオーナーの思い……大切な人との待ち合わせで、アラームをセットしながらドキドキした、あの瞬間。そして、大切な人との別れ……アラームが鳴るたびについ思い出してしまうあの一瞬。そんな想いが詰められている一品を今回はご紹介したい。

誰もが、この一品を通り過ぎ去るこは出来ないほどの存在感を現す。35㎜オーバーの14金無垢シャンパンゴールドのケースは、1956年に世界初自動巻きアラーム”Cal.815″の特許申請した際に、ルクルトが始めて商品登録したMEMOVOX”メモボックス”と名を冠する以前に名付けられた”WRIST ALAEM”リストアラームモデル独特のファンシーラグを備えた形状を現してくれている。しかし、リストアラームの当時のケースサイズは、32㎜が通常サイズ。35㎜サイズは、まずお目にかかることはないであろう。1956年以降には自動巻き搭載に伴い、全メモボックスモデルとして、金無垢も発売され35㎜オーバーも存在したが、ケースデザインはより現代に近くなり、リストアラーム期のデザインを生かした”35㎜”を有する金無垢モデルに会うことは、奇跡と言っても過言ではない。当然、その音色は、通常のメタルステッィクとは違い、心の奥にまで響くほどの哀愁を感じさせてくれる確かな証ともなろう。そそり立つほどの威圧感さえも与える14金無垢のラグの様相…..、ステップをつけながらシャープなデザインで魅了するラウンドケース、腕にはめた瞬間にずっしりとくるこの重量感、そしてアラームハンマーのゼンマイが、ほどけ、トルクが落ちた瞬間に『カラカラ』と鳴るハンマーの囁き。それをみごに60年間という名が機にわたり、疲れもも見せないで、新品未使用のような顔を覗かせる”814キャリ”は、丁寧にアングラージュを波の柔らかさのように仕上げた独特の4/3ブリッジから覗かせるチラネジは、例えようのない美しさで満たされている。言葉にならない一品との出会いとはこのようなことであろう。伝えたくとも伝えれぬ美しさ、言葉があまりにも軽すぎて、どうお伝えすれば良いのか悩んでしまう。そんな想いをこの一品を落札した方に引き継ぎたい思いで、このすばらしい『35㎜ビッグ14金無垢シャンパンゴールド”リストアラーム』を皆様にご紹介させて頂きます。