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MODEL | クロノグラフ |
MOVEMENT | Cal.285 |
AGE | 1950年代 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 34mm(クラウン含めず)×42mm(ラグ to ラグ) |
激希少☆1950年代★ジャガー・ルクルト★Cal.285/クロノグラフ ステンレススティール
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31mmという空間にぎっしりと詰め込まれた人間の持つ能力を寸分狂わぬ技術の総体性としてここに存在するもの….その31mmの空間の半分ものスペースに存在する独特のでかめのチラねじへの拘り…見ただけで誰もがその大胆な様相に釘着けになる…..
Cal.285….
当時、クロノグラフのマニュファクチュールとしてスイスの時計業界を引率したユニバーサル・ジュネーブが誇りと維持で、マーテル社と開発したキャリバーであり、ご存知コンパックシリーズの原点とも言えるユニコンのメインキャリであるのは言うまでもない。
そんなクロノグラフの”285キャリ”を、マニュファクチュールの祖として世界にその名をしらしめた”ルクルト社”が搭載した希少な逸品が、今回皆様にご紹介する逸品である。
当然、そこには、緩急針、デカメのチラネジは、微調整の繊細なパーツに変更され、ブリッジもルクルト社パーツに変更、そのブリッジに納められたビジョンブラッドのルビーにはオリーベを施し、油ダマリのしっかりとしたクオリティーの高いルクルトならではの憎い演出が、ところどころ施され、大胆な”285キャリ”を繊細なチューニング技術で最高レベルへと持ち上げている。しかし、これはルクルトの開発力だけでは成り得ぬ真実の姿がマニュファクチャーコードとしてしっかりと刻まれていた…”VXN”。最終製造工程印としたそのコードは、ルクルト社のムーブメントを1936年から、1956年まで組み立てていた世界3大時計メーカーとして今もなお君臨する”ヴァシュロン・コンスタンタン”のチューニング技術の証である。当時、”lecoultre”モデルはアメリカ向けとしてのイメージが強いが、それも事実であるが、基本的には、ルクルト社単体の製品は、ヴァシュロン・コンスタンタンの工場で組み立てられチューニングされ、ヨーロッパ(ケースには/MADE SWISS LECOULTREとなる)、そしてアメリカ向け(ケースにはアメリカ製品/CASED TIMED USAとなる)として発売された。そしてジャガー社との共同製品は、JAGER-LECOULTRE”として製品化され、ジュラ渓谷のルクルト本社工場で組み立てられた。当然、どちらがクオリティーが高いと言えば、VXN製品は、すべてのパーツをくどいようだか、”ヴァシュロン・コンスタンタン”の工場で分解、チューニングし直されている分、高い精度を誇った。
そんなVXN仕様の今回のルクルト社のクロノグラフは、半端゛ではない。クロノグラフプッシャーを押した時の軽快な感触は、今まで感じたことのないほどの軽さで、リセット時の0ポジションの戻りを完璧に確立している。それを裏付けるように、完全な60年の時を刻んだすべてに細く繊細な印字さけたインデックスに装備されたブルースティールの時、分、秒針に至るまで限界まで細くし、針の重さを軽量化にすることでドライビングホイールへの負担を最小限に抑えるなど、水面下での絶え間ない努力を感じる最高の逸品であろう。当然、バックケースに刻まれた”ENVERSTEEL2のようにクロム含有量を多く、含んだ、その様相は黒ずんだスティール独特で、深い味わいをだし、それがすべて目立つキズの無い最高のコンディションと知ったあなたは、この逸品にあなたの時のすべてを預ける信頼と、あなたのヒストリーを後世へ繋ぐ最高のパートナーとなることに何のためらいも無く感じるはずであろう……..