PRICE | |
---|---|
MODEL | Ref.290860 レベルソ グランスポール ミント・コンディション |
MOVEMENT | Cal.906R |
AGE | 1999年 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 26.5mm(ラグ to ラグ)×44.5mm(クラウン含めず) |
ミント・コンディション Ref.290860★ジャガー・ルクルト レベルソ グランスポール★付属完 Cal.906R
SOLD OUT
申し訳ございません。こちらの商品は現在売り切れです。
同モデルあるいは近いモデルをお探しすることが可能な場合もございますので、
お気軽にお問い合わせください。
世界各地で新しいものへの探究心を駆り立て、自動車、ラジオなど様々な発明でそれ
までの伝統への破壊という名のもとに、ヨーロッパを巻き込み、世界で激動の時代を
迎えた。それは芸術の分野においても自然から未知なる造形を生み出すという理論が
確率され、造形築から始まったアールデコスタイルという新たな文化を開花させた…
マニュファクチュールとしてスイス時計界をリードしてきた3代目”ジャック・ダヴィド・ルクルト”率いるルクルト社とフランスの天才時計師”エドモンドジャガー”社率いる”ジャガー社”が互いに共同で時計製造、販売を手掛けながらも、一つに成りえなかった現実の中、1937年『ジャガー・ルクルト時計製造販売株式会社』として運命的な歴史の一ページを刻んだきっかけとなったモデルが1931年誕生した。
『REVERSO/レベルソ』
それはラテン語で”回転”を意味し、”狂乱の1920年”と言われ時代、富裕層の道楽も盛んになり、その象徴でもあったポロ競技で、ある将校が競技中に時計のガラスが割れたことをきっかけに、その一言が”セザール・ド・トレー”という実業家の時計への執念へと駆り立て、そこに当時ルクルト社のCEOであった”ジャク・ダヴィド・ルクルト”のマニュファクチュールとしてのプライドが、当時、既に夢半ばにしてこの世を去った当時ジャガー社CEOであり、カルティエ兄弟の相談役でありサントス、タンクなどの海の親でもある”エドモンド・ジャガー”の意志を継いで誕生した。それは当時ハンガリーから新しい建築様式として誕生し新世界の象徴とした”アールデコスタイル”の象徴、そのものであった。
その後、40年という時が過ぎ、1977年ジオマティック”881キャリ”のDNAを引き継ぎ、ジャガールクルト社として初めて薄型オートマティックとした最強クロノメーターキャリとなるCal.906が誕生した。それは長いクオーツショックから機械式へと転換していった1996年、レベルソ初のオートマティックモデルが発売された…その名は、”GRAN’SPORT/グランスポール”これによりレベルソが本当の意味でスポーツ時計発祥のプロセスを真っ当することになったと言えよう。そして今回、ご紹介させて頂くのは、20世紀最後の年に発売されたレベルソ グランスポール “REF.290.8.60”をご紹介しようではないか。
そのシンプルを追求した角の美を唱えたレベルソフェイスは、チャコールグレイのダイアルにホワイトのインデックスをシルバーフレーム仕上げをすることで嫌味のない立体感を表現し、視認性という実用性は決して忘れない気配りを感じる。更にダイアルセンター部分にはギョーシエを施し、デザイン性としての隠れた憎い演出は匠の技を感じるみごとな仕事ぶりとなっている。そして当然、レベルソを実用として使用する為に、Cal.906をノンクロとして耐久性を重要しした”Cal.906R”の存在は、スイッチングロッカーとして切り替え車を特徴としたキュートな様相にまず見た者は見入ってしまうはず、そしてスイッチングの弱さでもあり強さでもあった切り変え車があることで、動力の工程が増える分、不動角差が問題視されてきたが、”Cal.906R”誕生により、切り替え車のベアリング部分にルビーを採用することで、よりスムーズな動きを獲得、それが逆に切り替え車が左右に揺れる度にそのブラッドカラーの色合いが、何とも言えないチラリズムとした美しさを感じる最高な出で立ちを魅せてくれた。すべてにおいて芸術化した角型造形美の究極の形として存在する一品、すべて小キズすらも無い最高な状態でレベルソヒストリーを語ってくれるあなたに心を込めてお届けしたい。