幻セカンドCal.354バンパー★オメガ コンステレーション★18金無垢ローズゴールド

6気圧まで耐え抜き、－40°～＋50°までの温度差の環境でいかに時計は耐えうることが出来るできるかという実験は行われた。その結果、それに耐えうるものは第二次世界大戦中、イギリス軍官給品として初めて認められた。キャリバー”30T2”、通称30mmキャリバーである。そんな30mmキャリバーをベースにハーフローターの半回転巻き上げを基本としたいわゆる”バンパームーブメント”Cal.350”を搭載したファーストモデルが誕生し、それは1949年、”キャリバー352”　開発と同時に偉大なコンステレーションのファーストモデルを誕生させる。そして1951年、より精度の微調整が出来るスワンネック型のレギュレーターを装備した”Cal.354”によりクロノメーターという代名詞としてコンステレーションは伝説を語り続けることとなる。
当然、今回の一品はCal.354搭載のコンステレーション、セカンドモデルである。現在では市場から消え失せてしまったほどで、キャリバー352以上にコンステレーションらしいと言っても過言ではない。そんな354コンステの方程式でもあるアワーズのインデックスは?ハート型のアワーズインデックス。ダイアルはリダンされているが、インデックスは当時のままの無垢もの。そのインデックスのカラーの美しさが半端ではないように、そのインデックスの同色を魅せるケースは18金無垢ローズゴールド。人肌に同調するそのローズゴールドという色あいは、まさに妖美な漂よいでこの世のものではないほど、しかし腕に嵌める瞬間、人の肌に自然に溶け込む様相は見ているだけでウキウキドキドキしてしまう。そんな伝説セカンドコンステレーション”Ref.2782”の一品。バックケースの天文台のエングレービングは薄くなっているものの、ケース、バックケースともに目立つキズ、打痕も無く、ヤセはあるもののかなりのコンディションであることは間違いない。バンパーの静かなる音も350系のバンパーらしく、他ブランドのものとは全く違う。世界の人々を60年以上の間、翻弄してきたモデルであり、その歴史を築きあげたセカンドモデル。言葉にならない感動たる一品として皆様にお伝えしておこう。