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MODEL | ブロードアロー W.W.W (WATERPROOF WRIST WATCH) 防水イギリス陸軍官給腕時計 |
MOVEMENT | Cal.30T2 |
AGE | 1940年代 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 35mm/横径リューズ含めず×45mm/両ラグ先端まで |
激希少☆イギリス陸軍官給腕時計★オメガ★ブロードアロー/W.W.W (WATERPROOF WRIST WATCH) Cal.30T2
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焼けただれたような墨色のマットにところどころ影を落とすアラビアンナンバー、そしてOMEGAの下に聳えるこの逸品の象徴エンブレム”↑”、それらの夜光塗料が固まり、60年以上の時が成す奇跡のクラックがそのナンバーごとに経年の年輪として存在する。10mm以上のキズ見で見た瞬間、言葉に言い表せないほどの歓喜な雄叫びが心に何かを植え付ける。各ナンバーのヘッドに置かれたドットの夜光ポイント、そしてペンシルハンドの夜光塗料は更に、風化し化石のような漂いを魅せる。当然、そこにはこの逸品の真実が語る7の右上角と5のナンバーの左やや半分を打ち消したスモールセコンドが堂々とこの逸品の意味たるものを秒針の『チ、チ、チ、チ、チ、』と共に語りかけてる。その証がここに存在する…….
“WWW ↑Y15358 10679557
バックケースに刻まれた”↑”真実のブロードアローという世界、1698年からイギリス国防省の官給品として存在し、1980年頃まで衣服、防止などすべての支給品に刻まれ、その一目でわかるブリティッシュアーミーの刻印に世界のミリタリーファンが酔いしれたことは言うまでもない。空軍の管理コードに示された第二次世界大戦以前の”AM(Air minidtry/エアーミニストリー)、直後の6Bなどの管理コードはブリティッシュエアーフォースモデルとして人気が高い。そして今回ご紹介させていだく逸品は、”WWW”の証が語るように陸軍仕様のもので”WATERPROOF WRIST WATCH”、防水時計の略であり、”Y”はOMEGAのメーカーコード、そしてストックナンバーとオメガ独特のシリアルナンバーが刻まれる。1950年にNATOが発足され、NATO管理コードで加盟国の軍官給品は管理されるまで、様々な管理コードが発生したが、すべて軍がメーカーに依頼した場合は、その時点ではすべてデザインから統一される為、針、ダイアルなどパーツの形状が違うものは一切無く、統一されるので本物を知れば、偽物はわかりやすい。特に今回の一品は、34.5mm×45mmの嵌め殺しラグのついたスティールケース、バックケースは”WWW”のとおり、防水のスクリューバック。リューズは手袋でも操作できる7mm近くあるΩマークの無いビッグリューズ(Ωマークのあるものは後付け)。ダイアルはコーナーにレイルウェイの1分刻みの目盛りを配したブラックマットに夜光のアラビアンナンバー、そしてペンシルハンド、ペンシルハンドの先端は当然レイルウェイの枠ぎりぎりまで届く、ドットの夜光ポイントは、3,6,12時位置はバーとなり12時位置にはバーと2ドットとなる。これがこの官給モデルの証で、ひとつ違えばそれは改造品となってしまう。特に軍用としての官給モデルはすべて当時のオリジナルのものにこそ、美があり、人の生き様までも見据えた現実の世界を物語る逸品のすばらしさがあるのだと言っても過言ではない。そんなすべて当時のままの今回の一品、最後に語るこのモデルの真実のすばらしさの一つである中から聞こえる18000振動の伝説たる響きは、当然”Cal.30T2″、1939年オメガがクロノメーターに挑んだ30mmという基準に対する答えを形にしCal.30が誕生、1941年に誕生した30mmキャリバーをこの逸品が搭載し、昔ながらの黄銅とスティールを重ね合わせ温度変化による歩度の乱れを軽減する為の独特のデカメのバイメタルのチラネジ切りテンプにブレゲひげゼンマイを装備し、9枚葉の耐衝ガードで衝撃からムーブメントを守っている。そんな今回ご紹介する逸品。戦争という現実の中で、忘れてはいけない真実の響きをこの一逸品が、持つ者に語りついでいく…….そんな一品なのかもしれない。