激希少14金無垢シャンパンゴールド フーデッドタイプ Ref.G6565★オメガ シーマスター★1955年Cal.354

6気圧まで耐え抜き、－40°～＋50°までの温度差の環境でこの実験は行われ、この結果により、第二次世界大戦中、イギリス軍に11万個納入し、その過酷な環境の中から学んだ実用性への追求の答えを初めてオメガとして答えを出したモデルが発表された

SEAMASTER/シーマスター

1948年、1946年にイギリス陸軍に納入され30mmキャリバー”30T2″を搭載した軍用時計(裏蓋”WWW”waterproof wrist watch”/当社オークション内の出品”イギリス軍用を参照”)のDNAを引き継ぎ、耐衝0リング、スクリューバックを装備し、ムーブメントは、30mmキャリバーをベースにハーフローターの半回転巻き上げを基本としたいわゆる”バンパームーブメント”Cal.350″を搭載したファーストモデルが誕生した。それは後、1951年にはクロノメーター仕様としてCal.351搭載シーマスターも誕生し、その後、軍用からのDNAを引き継いだ30mmキャリバーの意思を継ぐ350伝説は、1955年、あるモデルを誕生させることで最終章を迎えることとなる…….

Ref.G6565…….Cal.354 BUMPER/バンパー

ちょうどこの時期は地球観測年の発足によりスポーツウオッチの開発に各メーカーも力を注ぎ、ラグジュアリータイプのものでも、ラグの部分をカバーするようなスポーツタイプに発展したカバード、俗に言うフーデッドタイプが人気を博したのである。ロレックスなども1940年代早々にはフーデッドタイプのものを発表していたが、50年代に入ってから再び、人気を博したことで知られている。そんな現在では、非常に珍しくなってしまった今回の”フレアード　シーマスター”。1955年に発売した当時としては、220スイスフランという高値て発売されたように当時としてもかなり高価であったこが伺える。当然、その大胆な35mmというケース径にこのフーデッドがつく為に、縦径の両ラグの先端までが45mmを超えてしまうほどの造形は見ただけでも驚きを隠せないというより威圧感そのものと言えるであろう。しかしそれでいながら腕に馴染む感覚は、51年という実用に対しての用途性を重要視したことも伺え日常使いに完全に適してもいる。
14金無垢という素材に大胆なこの造形、オメガがこの一品にかけた思いは十分すぎるほどに感じる最高の一品である。当然、すべてにおいて完璧に求めたモデルだけに、コンステレーションへと誕生していく伝説のハーフローター”Cal.354″が搭載されることは当然と言っても過言ではない。