幻1942年!Cal.30T2 RG★ダブルネーム オメガ & ガリ・チューリッヒ★クロノメーターRef.2364-2

確固たる美の存在感としてパテックフィリップの象徴として語られていが、それは造形への思いは、他ブランドとも変わらず、その普遍たるべきものはこの一品が伝えるように真実の証として存在することは間違いない…..カラトラバの美に自然に植えつけたようなラウンドという世界、そこからストレートに伸びるラグも含め、撫で回すように優しくその造形をすべての角度から見たとき、このステンレスというマテリアルもこの世の偉大なる産物として購うことができよう。34mmという証とともにそこに聞こえる18000振動という理論は、テンプを大きくすることで、精度の安定を図りそれを支えるガンギとアンクルが重なる度に聞こえる60秒を一回転させる時の語らいが、普段何気なしに聞く時の刻む音と同一のものと気づくことが大切なことであると感じてしまうことであろう。普段の何気ない出来事が実はたいへんなことで、維持する為には見えない内なるものが必要であることを…….そう感じながらそっとその内なるものに視線を向け、ピンク色に輝き浸る銅メッキされたすべてのパーツ、そして大きく開いた空間に秘められたそのチラねじを目いっぱいに飾り、黄銅とスティールの2重となったバイメタルに、温度差による金属の膨張、伸縮の特徴をとらえ、その2重となった天輪に切込みを入れることで一定にすることを証したその真実を見出し、もっと先にその真実をとらえるかのように奥へと目をやるにその真実が突然に明かされる

Caleber….30T2 RG

1940年にキュー天文台で90.5点という信じられない高得点を見出した”キャリバー30″の伝説のとおり、クロノメーターの基準となる30mmのサイズに誕生プロセスを求めたクロノメーターへのオメガの賭ける思いがそこに真実として存在した。それはクロノメーターとしての唯一の証”RG”という文字がしっかりと刻まれ、1942年の誕生以来、センターセコンドたる25系30mmキャリバーの頂点としてその素晴らしさを我々に永遠に語り続けてくれることは間違いない。