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MODEL | クッションケース |
MOVEMENT | 手巻きムーブメント |
AGE | 1920-30年代 |
MATERIAL | 18金無垢ローズゴールド |
SIZE | 26mm(クラウン含めず)×26mm(ラグ to ラグ) |
激激希少1920年代クッションケース★Ωオメガ★18金無垢ローズゴールド 手巻きムーブメント
SOLD OUT
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この時計の出会いこそが、私の人生そのものであると言われた方よりお譲り頂いた今回ご紹介する一品は、人の手で作られた優しい趣を全面に出した80年以上の前の一品であることをまずは皆様にお伝えしたい。
美しいフォルムで、見た者の脳裏に深く刻み込む28mm径のクッションケース、小ぶりながらも私の180mmサイズの腕にも十分にその確かな印象を残し、すべて柔らかな丸みを帯びた造形の語らいは、嵌め殺しのラグさえも哀愁を漂わしてくれる。指でなぞる肌触りも14金無垢の温かさに同調してしまい、その愛らしいピンクゴールドの輝きが心を和ませてくれる。ダイアルにはΩのマークは無いものの、ダイアル裏のリフィニッシュ痕など当時の証を鑑定するのは非常に困難であるが、かなりの確率で当時のオリジナルと言えよう。当然、フロント側からの趣たるは、シャンパンゴールドを基調とし2トーンのサークルで品良くまとめられているが、20倍のキズ見で見る世界は、全体に綺麗にヤケ、細い繊細な線で描かれたアラビアンインデックスに至っては、枯れた状態となり直視の世界とは、全く違う世界を体感し、クオリティーの高さを感じさせてくれる。そこに青光りのブルースティール針が年輪のざわめきとしてここに存在すること事態、夢なのもしれないと感じさせるほどである。そして1930年頃までオメガを象徴としてきたオールドエンブレムのスナップバックを丁寧に開け、そっと見るその先には真実の”オメガ”を感じる19ラインのDNAを確かに引き継いだ様相として真鍮を細かな粒状に仕上げ金メッキを施したギルトフィニッシュの古典的芸術の美しさ、そしてアングラージュの丁寧な仕上げぶりに当時の職人の匠の技を肌で感じることが出来よう。そして当時のひげゼンマイの温度差を解消する為に時計の歴史を綴ってきた黄銅とスティールを張り合わせたバイメタルテンプは遥かなる人の思いを伝えることが出来る産物として、それは1900年パリ万博で初めて腕時計を発表したオメガの魂そのものであるのかもしれない。
すばらしい一品に出会えてありがとう…….