PRICE | |
---|---|
MODEL | Ref.32105100 スピードマスター 手巻きクロノグラフ |
MOVEMENT | Cal. 1164 |
AGE | 2006年 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 38mm(クラウン含めず)×47mm(ラグ to ラグ) |
2006年モデル極上★オメガ スピードマスターRef.32105100★Cal.1164 手巻きクロノグラフ
SOLD OUT
申し訳ございません。こちらの商品は現在売り切れです。
同モデルあるいは近いモデルをお探しすることが可能な場合もございますので、
お気軽にお問い合わせください。
1960年初頭、マーキュリー計画の後続プロジェクトとして着想されたアポロ計画、人間を月に到達させるという壮大にロマンとして、それは1969年に人類初となる月面着陸を達成した。しかしそれまでには、想像を絶するほどの道のりがあったことは言うまでも無い。宇宙下で起こりえる最悪の状態を想定し、計器が停止した時の命綱として腕時計の絶対的信頼性が不可欠なものとなり、それは”秒”という単位が、人の生死を左右する大事な意味ともむなった….
1961年、NASAの装備品担当官がテキサスの時計店”コリガンズ”でスピードマスターを買ったことから始まり、ロンジン、ブライトリング、ロレックス、ジラール・ペルゴ、ホイヤー、セイコーなどのライバル達、そしてロンジン、ロレックスとの最終テストで、最後まで秒を刻んでいたのはオメガのみであった事実。バイ・アメリカン法(政府の物品に関しては、アメリカ製品を買う)によるフーローバからの圧力、そして1965年にオメガに届いた政府支給装備品としての採用通知、1967年のアポロ1号の悲劇による見直し。オメガが月に到達するまでには、想像を絶するほどの困難な道のりがあったのは言うまでも無い。
そんなスピードマスターもプロフェッショナル文化として1969年に新たなストーリーを”キャリバー861″を主軸に展開し、レマニアとの別れの中、クラシカルな12時位置エンブレムとしたETA289系と、3時位置エンブレムのETA7750の2ラインがスピードマスターの歴史の軌道となっていき、数多くのマイナーチェンジで数えきれないほどのモデルを世界に発信していった。その中、1997年、バーゼルで発表したモデルは、ETA7750をベースにした”キャリバー1152″を搭載することで3時位置にデイト表示とエンブレムを備えた、しかもそのエンブレムはオメガ初となる”立体的アプライド表示となり、12時位置の30分積算計と6時位置積算計のクロノ針をレッド仕上げとし視認性を高め、それまでのスピードマスターとは違う世界を演出したモデルも登場した。その後1998年レマニアとの再会により861ベース”1861キャリ”の復活、そして2001年、フレデリック・ピゲの”3303キャリ”をラインナップに加え、2000年以降、コーアクシャル開発も重なり、スピードマスタープロフェッショナルモデルの中で、キャリバーにより高級モデル、一般大衆ラインと分け、ひとつのモデルがひとつの世界観を生み出すこととなっいく。そして2006年、コーアクシャルの最高級バージョンに続き高級セカンドラインとして”7750キャリ”をベースにクロノメーター検定機種”1164キャリ”を搭載し、ケースは40mm、デイトはフルモデルチェンジ、そして100m防水と、スピードマスターの節目となるモデルが10種、発表された。
そして今回ご紹介する一品は、その中でも唯一、1997年の同じ節目となる年に発表された”Ref.3813″のDNAを引き継いだ”真っ赤なクロノ針”を装備した『Ref.32105100』。ベゼルまでの内径は38mm、リューズガード部分を入れ、40mmとなり、タキメーターのベセルにもかなり傾斜をつけ、全体的に膨らんだ印象を与えスピマスの特徴でもあったスタイリッシュな面影はないが、新生スヒードマスターフロフェッショナルとしての威厳を感じることは出来よう。
新品並行品として昨年購入、一切使用無しのミントコンディションとしてご紹介し、ギャラ、クロノサフィティケイト、仕様内容をマークで表示したビクトグラムズ、すべて新品そのもので、多少汚れているが、オリジナルボックスと厚でのマニュアルガイドも付いた付属品完備の状態でお届けしよう。