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MODEL | クロノグラフ バイメタル |
MOVEMENT | Cal. 33.3 |
AGE | 1930年代 |
MATERIAL | 14金無垢ローズゴールド |
SIZE | 36mm(クラウン含めず)×44mm(ラグ to ラグ) |
幻クロノグラフ☆Cal.33.3/バイメタル★オメガ★14金無垢ローズゴールドケース/14金張りローズゴールド菊座クラウン
SOLD OUT
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その名の通り、33.3mmの巨大な空間に秘めたそのとてつもない匠の技….クロノグラフフッシャーからダイレクトに16刃の下段ピラーを押し出し、8刃の上段ピラーからクラッチングホイールへとその鼓動を伝えていく。その瞬間、プレート状のスプリング、そしてブレーキングアームが同時にピラーへと絡みいき、ドライビングホイールからその熱き魂を引き継いだ瞬間、それは命を吹き返したようにクロノグラフセコンド針が時を刻み始めた…….
一人取り残されたように丸裸にされたドライビングホイール、ゆとりのある空間に犇めくクロノグラフの機構を左右するそれぞれのレバー達。決して脇役ではなく、外れることさえも想定したしっかりとした作りを実現させたその思いは、テンプの意志としてこの33.3mmという空間に響き渡る…….
耳を澄ますこともなく自然に耳に入ってくるその熱き響きは、2,3,4番車、そしてガンギへと引き継がれた魂としてスティールと黄銅を張り合わせたバイメタルのチラねじテンプへと語り継ぎいく。それはその先に見る昇りゆくブレゲヒゲゼンマイへ託され18000振動というロービートとして永遠に伝説として又、幻としてここに存在する。
『キャリバー”33.3″』
世界一のクロノグラフとして1969年アポロ伝説としてオフィシャルウオッチとして世界一の称号を手にする遥か34年前、すでにオメガの軌跡は、こうして始まったと言えよう。
今回ご紹介する一品”33.3″キャリ。1935年に誕生し、2時位置のワンプシュッをオリジンとし、数回のマイナーチェンジを向え、4時位置にリセットプッシャーを装備することとなった。言わば、本当の意味で、実用的なクロノグラフの最初のキャリバーと言えよう。現在では幻とまで言われ、目にすることすら奇跡と言っても過言ではない。
当然、その33.3mmの空間を納める”36mm”(リューズ含めず)、厚さ”11mm”というその存在感まる出しの14金無垢ケースはローズゴールドとして紅に染まり、異様なまでの妖美な装いで見た者の脳裏から離れることの出来ないほどの神秘的な漂いをも魅せてくれる。”ぐっと”,くるほどの握りしめる手の力が自然にクロノグラフのプシャーへと伸びていく….この出会いにありがとう…そしてこの逸品が最初で最後の出会いとなる…そんな予感が私を哀愁へと駆り立てていく。