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MODEL | ラウンドケース スモールセコンド |
MOVEMENT | Cal.30T2PC |
AGE | 1949年 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 34mm(クラウン含めず)×43mm |
激激希少30mmキャリバーCal.30T2PC★オメガ★1949年当時の保証書 スモールセコンド
SOLD OUT
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オメガの歴史を語るとき、必ず伝え続けられる”30mmキャリバー”。1900年フランス、パリ万博において、伝説”19キャリ”にて腕時計としての時計が世界で始めて公の場で発表されてからオメガの腕時計への執念は、クロノメーター検定が始まり公式となる1945年頃まで自社認定として積み上げ、1939年誕生したに”キャリバー30″によりキュー天文台で90.5点という今までで信じられない高得点をマークし、それを引継ぎ、1940年、耐衝Cal.30SC、1941年、Cal.3OT1,Cal.30T2、そして1943年、耐震装置がついた”Cal.30T2 PC”が誕生し、リネイムとしてインハウスナンバー”260”から始まるスモセコ”26系キャリバー”、そして28系センターキャリが誕生し、”30MMキャリバー”という伝説的ワールドを確立していった。
そんな30MMキャリバーから今回ご紹介するのは、アルゼンチンの3大宝石商と呼ばれた”SEIJAS/セイハス”から1949年に発売された耐震が初めてついた”Cal.30T2 PC”搭載の逸品。
驚くことに、1949年当時のギャランティーペーパー、ガイドブックが付属した最高の逸品。
更にそのハイポリッシュのベゼル、そしてヘアーラインが施されたケースサイドには、ポリシュ感はあるが、ヤセがほとんど感じられない最高のコンディションで目立つキズも全く無い。特にスクリューのバックケースのコンディションはみごとである。しかもダイアルは、1949年の完全オリジナルコンディションでニキビがダイアル全体に広がり、ビンテージの匂いがプンプンしそのギャップ感がたまらない。当然、ペンシルハンド、アラビアンインデックスの化石のように固まった夜光塗料は既にヤケを通り越し哀愁を漂わすカレた状態で、そこにほんのりと繊細に盛られた夜光の色合いがたまらない60年以上の哀愁劇をこの逸品にもたらしている。そして思うがままにそのスクリューバックを開けた瞬間、目の前に飛び込んでくる宝石箱のような眩しい輝きが待ち受けていた….そこにはアングラージュが施こされたブリッジは当然のこと、角穴、丸穴以外のほとんどのパーツ、何と2番、3番、そしてチラネジでさえも銅メッキを施し磨きあげ、緩急にその存在を放つインカブでさえも美しい造形を披露する。当然3番、4番、カンギ社をオメガ独特の三角形の一つブリッジで抱え込んだ先にはビジョンブラッドのルビーがエクストラの称号として最高な輝きを放つ。その銅メッキが奥にまで広がる輝きの中を覗き込むと、ブレゲひげゼンマイの美しい造形も当然のように感じてしまうのは自然のことであろう。
そんな今回ご初回手する最高の逸品、その鼓動を伝えるスモールセコンドの動きを見ながら、そこに聞こえる微かな18000振動の鼓動に耳を傾け、63年というロマンに満ちた思いをバーボン片手に今宵は語ってみてはいかがだろうか…….