激希少Ref.2686-2★オメガ コスミックカレンダー★Cal.381☆月齢 金無垢ピンクゴールド

1949年、世界は宇宙へと動き始めた、時を超越する為にコンプリケーションという世界が新たに幕を開けようとしていった…….

そこにオメガが見出した答えがあった……

1848年ラショードフォンで時計の工房を立ち上げ、1968年人類初の月面着陸の偉業の一旦を担ったオメガには、そのアポロ計画、そしてそのプロセスたるマーキュリー計画からの伝説スピードマスターの原点たる1957年”Ref.CK2915”の世界に押し上げた”Cal.321”以前に、数々の伝説ストーリーをそれぞれのキャリバー達の物語と共にその時代を駆け抜けてきたことは事実であろう…..
1900年、パリ万博で世界で初めて腕時計を発表したオメガ、19ラインという伝説的なヒストリーから始まったオメガは、1920年27、26系のキャリを開発し、1939年には伝説Cal.30が登場する、それはCal.30T1から”Cal.30T2”というクロノメーターという精度を極めたキャリバー登場により、クロノメーター基準30mmという限界と共に1943年、精度を限界に極めたスモセコ260、センター280系”30ミリキャリバー”という世界を築き上げた。その30mmキャリバーともに、耐衝としたランチェロ、耐磁のレイルマスターが誕生していったことは言うまでもない。そしてその後1952年、バンパーキャリ”332”登場により自動巻きの新たなクロノメーターへの野望が生まれ、その後、伝説となっていく500系キャリ伝説と共にコンステレーションは世界の頂点へと君臨していったことは言うまでも無い.。その中、1915年のオリスを筆頭にヴァシュロン、モバド、ユニバーサルなど1930年代からプチコンプリケーションとして各メーカーがトリプルカレンダー、更に月齢ムーンフェイズのカウンターを備えたモデルを次々発表した。そしてオメガも1947年”Cal.27DL”を開発することにより、スポーツモデルを中心とした中で、初めて宇宙的発想を基本とした創業100周年記念モデルとして”COSMIC/コスミック”を発表した。
そして今回、ご紹介させて頂くのは、その2年後1949年、バージョンアップした”Cal.381”を搭載したコスミックカレンダーをご紹介したい。最初にお伝えしなければならないのが、月齢の歯車か摩耗し、パーツが無い為に、不動。デイト針も欠損という事実をお知らせしなければならない。しかし、月、曜日カレンダーは最高そのもので、時間も30秒以内に収まり、時間に対しては申し分ない。更に、このモデルは当然、完全なオリジナルの個体が無いのが悲しいくらいの現実を普段から当社も目のアタリにしているが、この逸品のすごさはダイアルのこの60年の時の語らいをとてつもないオーラと共に経年という自然がおりなす真実を目のあたりにすることであろう。最高のオリジナルコンディションであることにここまで喜びを感じる個体は少ない。コミック2代目となるメインモデル”Ref.2486-2”を刻んだバックケースは、ミドルケースとのジョイントする溝磨耗の為、そのままオリジナルのバックケースは残し、別作でスケルトン加工させて頂きましたので、名機”Cal381”の銅メッキされた美しさ、そして30mmキャリバー顔負けの昔ながらデカメのテンプで精度を追い求めたチラねじのすばらしさ、そしてビジョンブラッドのルビーの受け石の深い味わいすべて、リューズを回した途端に18000振動の熱き魂とともに動き出す心音を肌で、そして心で、そしてあなたの眼差しでこのスケルトン加工されたクリスタルから官能できることをお伝えしておこう。

【コンディション】

日差±60秒、ゼンマイ、ガンギ、テンプのチェック済みの最高の一品のムーブメント3ヶ月保証お付けいたします。ケースは目立つキズの無い最高な奇跡的なコンディション。ダイアルは完全な60年の時を感じさせるオリジナルコンディション、デイトポインターは欠損してございます。又、月齢は不動です。修理することは可能ですが、5万円以上致しますので今回は、当社ではそのデイトポインター、月齢部分は修理せずに出品していることをお許し下さい。他、曜日、月カウンターは問題ございません。