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MODEL | Ref.175 スピードマスター ノンシーホースモデル クロノグラフ |
MOVEMENT | Cal.1140 |
AGE | 1988年 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 39mm(クラウン含めず)×45mm(ラグ to ラグ) |
オメガ★スピードマスター ノンシーホースモデル★Ref.175/Cal.1140 クロノグラフ
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1957年…そのストーリーは始まった
NASAが出した過酷すぎる条件…室内温度摂氏70±4℃、48時間、5.5±.4Psia
通常環境に戻し、再度計測、その後、摂氏90℃±4℃の環境下で再度計測。
気圧は最小値で1.4×10Posia、室温を摂氏71度まで、45~50分の間、-18℃に
下げ、再度45~50分の間、摂氏70℃±4℃に上げ再計測、これを15回繰り返す
ロレックス….秒針がたわみ、ダイアルにひっかかり停止。
ロンジン….ガラス破損の為、テスト中断。
そしてNASAが、下した答えが、ここにあった……….
1960年初頭、マーキュリー計画の後続プロジェクトとして着想されたアポロ計画、人間を月に到達させるという壮大にロマンとして、それは1969年に人類初となる月面着陸を達成した。しかしそれまでには、想像を絶するほどの道のりがあったことは言うまでも無い。宇宙下で起こりえる最悪の状態を想定し、計器が停止した時の命綱として腕時計の絶対的信頼性が不可欠なものとなり、それは”秒”という単位が、人の生死を左右する大事な意味ともむなった….
1961年、NASAの装備品担当官がテキサスの時計店”コリガンズ”でスピードマスターを買ったことから始まり、ロンジン、ブライトリング、ロレックス、ジラール・ペルゴ、ホイヤー、セイコーなどのライバル達、そしてロンジン、ロレックスとの最終テストで、最後まで秒を刻んでいたのはオメガのみであった事実。バイ・アメリカン法(政府の物品に関しては、アメリカ製品を買う)によるフーローバからの圧力、そして1965年にオメガに届いた政府支給装備品としての採用通知、1967年のアポロ1号の悲劇による見直し。オメガが月に到達するまでには、想像をぜっするほどの困難な道のりがあったのは言うまでも無い。
そして今回、ご紹介させて頂くのは、1957年のファーストスピードマスターから14代目となり、レマニア社との別れにより、ETAとの新しいコンビとして、2980-2キャリをオメガがリファインしたオメガ独特のメッキ色が映える”Cal.1140″搭載のRef.ST175.0032をご紹介したい。39mmというスピマスとしてはおとなしめなケース径、そしてダイアルは、ファーストスピマスのDNAを感じる落ち着きのあるブラックカラー、年齢問わず気軽に腕にはめることが出来る気さくな風合いは誰にでも愛される時計の代名詞みたいなものであろう。又このモデルは、色々なバリエーションが登場したことでも有名で、世界のスピマスファンを長きに渡り導いてきたことは誰でもしるところである。
当然、その名の如し、”スピードマスター”である以上、実用としての役割をしっかり果す、”1140キャリ”は、クロノグラフ操作を軽快な動きへと導き、誰にでも扱えるプロの計器としてあなたの良きパートナーになることは間違いないこと、そして今回の一品、バックケースにスピードマスターの象徴『シーホース』が無い。”ΩOMEGA”の刻印みで、他の刻印は、全く存在しない。このようなものが果たしてあるのか、このリファレンスのモデルは、市場にかなり出回っているが、ノンシーホースモデルは見たことがない。しかし、現実、ここに存在していることは間違いない。そしてオメガ自身も存在を認めたことは事実である。それが希少なのか、希少ではないのかは、この一品を手にとった方のこれからの人生で決まるのかもしれない。
【コンディション】
日差±30秒、ガンギ、テンプ、ゼンマイチェツク、注油済みの3ヶ月保証お付けいたします。極小のキズはございますが目立つのギスの無い最高のコンディションです。ダイアルも完璧な状態で言う事無し。