PRICE | |
---|---|
MODEL | Ref.7149/0 オイスタークロノグラフ セカンドモデル モンテカルロ |
MOVEMENT | Cal.234 |
AGE | 1975年頃 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 40mm/横径リューズ含めず×47mm/両ラグ先端まで |
幻!青モンテカルロ Ref.7149/0★チュードル オイスタークロノグラフ セカンドモデル★トロピカル-Cal.234
SOLD OUT
申し訳ございません。こちらの商品は現在売り切れです。
同モデルあるいは近いモデルをお探しすることが可能な場合もございますので、
お気軽にお問い合わせください。
それは計算数値の理念には属さぬ複雑な計算式のような方程式だけでは考えられぬ様相を引き出しているのであろう…..人の欲望を誘い…そこに満ち溢れる野望を”その名”にしたロレックスの手巻きクロノグラフを超えたクオリティーとしての誇りの結晶であろう……
OYSTER CHRONOGRAPH “Montecacalo”….モンテカルロ
1970年、ロレックスのエキゾチックダイアル、別名”ポールニューマン”にちなんでかは定かではないが、チュードルから誕生した”モンテカルロ”7031というリファレンスとしてチュードル初のクロノグラフとして誕生した。
当時カタログには2種として販売された。ひとつはベイクライトベゼル、与えられたリファレンスは”Ref.7031”、そしてスティールベゼルは”Ref.7032”。ファーストモデルとしての威厳は1974年、今回ご紹介するセカンドへと引き継がれた。セカンドモデルは特にファーストに搭載されたバルジュー7734をベースにチューニングされたカム式とは違い、ピラーホイールを装備した高級クロノグラフムーブメント”Cal234”を搭載した。ロレックスとの価格格差をつける為の戦略がこのセカンドモデルが登場したことでクオリティーの格差はほぼ同格となったとも言えよう。しかしその後、サードモデル9420オートマティック クロノグラフとなり7750を使うことで、クオリティーの格差は出来たが、なぜ1974年に7733系の安価なエボーシュを使用しなかったかは定かでかないが、ロレックスのクロノグラフが同じその72系のバルジュー手巻きクロノグラフを仕様しロングセラーであったこと、1973年オイルショックでスイスブランドが7733系にがほぼすべて意向していったことで、他ブランドと格差をつけたかったのかもしれない。
そんな中で今回ご紹介する一品は、モンテカルロモデルの中でも一番人気で、230万円のバリューアップまでいったモデルとした存在であったことを覚えていらっしゃる方も多かったはず。
そのダイアルは今回の一品が証するように、ロレックスのポールニューマンと同じく45分積算計は15分刻みを基本とし、スケールの15分までのタイムラインは白地にオレンジ色、その後15分から30分までは青地にオレンジラインとなり残りの45分までは青地に白ラインとなる、秒積算計は15秒間隔でオレンジと白ラインの対角同色となる。当然インダイアルの地は青地であり、ダイアル外周の60秒スケールも10秒刻みにオレンジ色で区別され地もホームベース状にデザインされた積算計、永久秒針の青地と同じであるが、今回の個体は青地の部分がすべて経年変色によりトロピカルとなる、更にダイアル地のメインカラーはライトブルーともグレーとも見える地色が絡み合いダイアル全体をオレンジとメタルシルバー、白の色合いすべてをトロピカルとその独特の薄き青の色合いで包み込み、ダイアル全体を奇跡的芸術変化と言っても良いほどの魅惑のオーラを感じることが出来よう。当然7149/9のリファ通り、プラスチックのベゼルは青となり、この一品が、見た者の脳裏から離れないほどの存在感を漂わしていることは誰もが感じるはずであろう。これほどまでに色使いが与える印象が強いモデルは無いと言っても過言ではない。回転ベゼルRef.7169、そしてスティールベゼルのRef.7159と比べロレックスの手巻きデイトナと同じようにプラベゼルの存在は抜き出るほどの価値観と人気を誇るプラスチックベゼル”Ref.7149/0”。その中でも抜き出るほどの人気があり、現在では世界市場から消えてしまった幻の一品と言って過言ではない。