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MODEL | Ref.79090 プリンス オイスターデイト サブマリーナ |
MOVEMENT | Cal.2824-2 |
AGE | 1993年頃 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 39.4mm/横径リューズ含めず×47.3mm/両ラグ先端まで |
極上美品1993年頃★チュードル プリンス オイスターデイト サブマリーナ Ref.79090★ギャラ Cal.2824-2
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1920年代当時、アメリカでは、自家用車やラジオ、洗濯機、冷蔵庫等の家電製品などの様々な発明で、アメリカを中心に、ヨーロッパに飛び火し、世界は空前絶後の『黄金の20年代』とも呼ばれ、当然、ロレックス創業者”ハンス・ウィルス・ドルフ”も、アメリカに市場を求めた。そして一般市場向けの価格帯の商品を送り込む為に、ロレックス時計の市場価値を下げない為に、”ディフュージョンブランド”が誕生した。それは何と1920年代から始まり、中には70年代初め頃まで実在したものもあり、それはなんと50社とも呼ばれる。(ユニコーン、ジェネックス、アクア、オイスター、ソーラー、ブレックス、セルシーマ、ロネックス、モネダ、ロルコ、サウスマーリン、オミグラ、プリンスダウフィンなど)といった具合だ、その中でもその人気の高さゆえ、現在でも独自の文化を開花させたのが、イギリスのチューダー王朝で有名なチューダー家王族創設のヘンリー7世の紋章としても知られる薔薇をモチーフにし、1926年、 “Veuve de Philippe Huther/ヴーヴ ドゥ フィリップ ヒュンター”として存在していた時計メーカーをロレックスが、1930年に引き継ぐ形となった『チュードル』である。1946年3月に”MONTRES TUDOR SA”に社名を変え今日に至っているが、現在ではチュードルブランドに対して世界は冷め切っているようにも見えるが、クオーツショック、オイルショックの影響を受けた1970年代は、他メーカーもクオーツ一色となりながら、機械式を販売する手段を模索し、生産数を抑えながらも機械式の復活まで耐え忍び、それが今日、数少ないこともあり伝説となっていった。
そんなチュードルの最大の魅力であるモデルは断然、サブマリーナであろう。1954年、1156,1182キャリを搭載しペ沿う便汁張り、ドットセコンド針を搭載した7923をオリジンとし、その後1957年、ロレックス6538ジェームスボンドモデルであるケースを共有パーツとした派生200m防水モデルを持つ基本100m防水とした390キャリバー搭載”Ref.7922”、そして1958年、6538と同一モデルとして誕生した”Ref.7924”が誕生し、この頃からチュードルも軍用としてアルゼンチンなどいくつかの国から緩急品として供給されることとなった。その後、1959年、竜頭ガードのついた”Ref.7928”となり10年間という長きに渡りチュードルの歴史を担ってきた。そして1969年、エタの2483キャリを搭載したイカサブモデルを初めて誕生させた7016、青サブを初めて誕生させた7021、1976年、2776キャリ搭載94010へと、そして1989年、28800振動となりデイトカウンターを装備したRef.76100へと変化を遂げていった。
そしてそれは今回ご紹介する2824-2キャリを搭載した”Ref.79090”が誕生した。それは今回のご紹介する一品が物語るように40mm近いケース径に流線型の角ばった竜頭ガード、白地のトリチウムとなりヤケにくくなった最終トリチウムとなっていくダイアルは6時位置のインデックスが三角形になるなどマットのすっきりとした風格、そして大き目のドットにベンツ針と現代に繋がるチュードルサブの完成形と言っても過言ではない。特に今回の一品は、磨き痕もほぼ無く痩せも当然無い。ベゼルデイスクの剥がれ、キズも無くすべてにおいてパーフェクトと言っても過言ではない。ブレスは9315、フラッシュフィットは380Bと、当時のパンチングシリアルのギャラも付属した最高の一品として最高のコンディションとして皆様にご紹介したい。