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MODEL | レクタンギュラーケース スモールセコンド |
MOVEMENT | オリジナル手巻きムーブメント |
AGE | 1930年代 |
MATERIAL | 9金無垢 |
SIZE | 22mm(クラウン含めず)×36mm(ラグ to ラグ) |
幻の逸品..9金無垢 レクタンギュラーケース スモールセコンド★チュードル★1930年代
SOLD OUT
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1920年代当時、アメリカでは、自家用車やラジオ、洗濯機、冷蔵庫等の家電製品などの様々な発明で、アメリカを中心に、ヨーロッパに飛び火し、世界は空前絶後の『黄金の20年代』とも呼ばれ、当然、ロレックス創業者”ハンス・ウィルス・ドルフ”も、アメリカに市場を求めた。そして一般市場向けの価格帯の商品を送り込む為に、ロレックス時計の市場価値を下げない為に、”ディフュージョンブランド”が誕生した。それは何と1930年代から始まり、中には70年代初め頃まで実在したものもあり、それはなんと50社とも呼ばれる。(ユニコーン、ジェネックス、アクア、オイスター、ソーラー、ブレックス、セルシーマ、ロネックス、モネダ、ロルコ、サウスマーリン、オミグラ、プリンスダウフィンなど)といった具合だ、その中でもその人気の高さゆえ、現在でも独自の文化を開花させたのが、イギリスのチューダー王朝で有名なチューダー家王族創設のヘンリー7世の紋章としても知られる薔薇をモチーフにした『チュードル』である。1926年、 “Veuve de Philippe Huther/ヴーヴ ドゥ フィリップ ヒュンター”として存在していた時計メーカーをロレックスが、1930年に引き継ぐ形となり、1946年3月に”MONTRES TUDOR SA”に社名を変え、今日に至っているが、何と言ってもその年代により変わっていったチュードル社のエンブレムがオールドチュードルの魅力であろう。小薔薇、盾薔薇、大薔薇、そして現在の盾チュードルとなるが、そんなチュードルが、未だロレックス社して歩む以前から、象徴としてエンブレムを刻んだ希少すぎる逸品を今回はご紹介したい。当然そこに盾紋でもなく薔薇紋でもないチュードルのオリジンストーリーを物語る独特の”TUDOR”の文字、70年以上の時の流れを色濃く残した経年のヤケはダイアル全体に広がり、何か不敵な笑みまで感じる妖美な漂いも魅せる。1930年代の完全オリジナルコンディションは、15mm以上のキズ見を通せば、そこには別世界が広がる。線先の先まで力強く、そして滑らかな部分は繊細に、そして大胆なTの伸びきる部分を印象づける”TUDOR”の文字、そしてダイアルのクロスデザインは、リダンやアフターに良く見られる単なる交互に引かれた直線ではなく、そのクロスした二本の線はしっかりと窪みを残した掘り込みの線を一直線に角型の四角の対局へと力強く残す。たまらないこの押さえようのない気持ちは本物との出会いでしか味わうことが出来ない。そんな角型の希少なケースは、チュードル社と共に歴史を歩んできたと言っても過言ではないハンドレイ社製の9金無垢。モバドの専属的ケースメーカーとして半端ではないクオリティーを持ち、トリプルカレンダーモデルを中心に耐磁性、耐震性などの特別仕様モデルまで手掛けてきた。そのハンドレイとも、40年の半ばを越え、関係は経たれてしまうが、その創業ストーリーの語り手として今回の一品は存在していると言っても過言ではない。そしてその9金無垢の力強い出で立ちの中に存在する18000振動のロービートを奏でるムーブメントは、フォンテメロンの独特のブリッジを感じるデカ目のチラネジテンプを擁した”CAL.”。チュードル唯一の角型キャリとして最初で最後の存在は現在では幻とまで言われる存在であることをお伝えしたい。
【コンディション】 日差±60秒、ゼンマイ、ガンギ、テンプのチェック済みの最高の一品のムーブメント3ヶ月保証お付けいたします。ダイアルは60年の焼けが全体にみごとに広がった奇跡のオリジナルコンデセィション。当時のブルースティールのペンシル針の夜光部分は60年の間に行われた修復痕がございます。9金無垢ケースは目立つキズも無く、ヤセも全く無い最高のコンディション、60年経ったとは思えないほどのコンディションです。