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MODEL | Ref.4456 オイスターロンドン 盾薔薇紋章 |
MOVEMENT | Cal.65 |
AGE | 1940年代 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 29mm(クラウン含めず)×35mm(ラグ to ラグ) |
激希少!!!盾薔薇紋章★チュードル オイスターロンドン★Ref.4456/Cal.65
SOLD OUT
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花弁の数が5枚、めしべの部分から伸びる繊細なラインがそれぞれの花弁の中心部まで伸びる。やや左下がりに茎の両サイドに位置する2枚の葉、そしてその花弁のアウトラインギリギリに描かれたシールドライン……
SHELD ROSE/シールドローズ…盾薔薇
1926年、”Veuve de Philippe Huther/ヴーヴ ドゥ フィリップ ヒュンター”として存在していた時計メーカーをロレックスが、1930年に引き継ぎ、当時初頭で使われた1936年頃までのストレートな”TUTOR”の名を入れ、そこにスモセコの上部にROLEX WATCH CO LTDのダブルネームを基本としたデザイン、その後、小薔薇、大薔薇の紋章に変わる1946年頃までの10年間の間、チュードルの紋章としてチュードルブランドを支えたのが、今回ご紹介する”盾薔薇”である。しかし現在、リダンが多く、オリジナルとして存在するものは少なくなった。当然本物の盾薔薇のクオリティーは高く、偽物紋章は雑で美しくない。今回の一品、繊細すぎる様相は、一瞬、言葉を失うほどで、その盾薔薇紋章を中心にダイアル全体に経年のヤケが広がり、60年という年輪がナチュラルビューティーとなって見た者の心を和ましてくれる。そしてそこに繊細に描かれたこのモデルの真実の意味たる最高ペットネーム”OYSTER LONDON”レター。当時ロレックスがイギリス国王”エドワード5世”よりプリンスを含め、王室に対していくつかの時計の受注を手掛け、そのことからもイギリスのチュードルという名を使用することを許されたと言われるようにドイツ生まれであった創業者”ハンス・ウイルスドルフ”がイギリスの女性と結婚し、イギリス国籍をわざわざとるほどまでのイギリスに対しての執着心を創業者”ハンス・ウイルスドルフ”は持っていたのかも知れない。それはROLEX社誕生となる第一次世界大戦によりドイツ名であった名をウイルス&デイビス社(W&D)を敵国であるイギリスで使用できない為に急遽、当時商品登録していた”ROLEX”を社名にしたと言うが、事実は、ハンス・ウイルスドルフの幼少の頃の貧困であった時代の逃避行の末のハンスの生き様であったのかもしれない。そんな事をいろいろ考えさせられる今回の一品である”OYSTER LONDON”、当然、特別な存在とであることは事実であるが、ドンよりしたクロム系独特ののスティールケースは60年以上経っているとは思えないヤセの全く無い最高のコンディション、ダイアルは述べた如く、オリジナルコンディションであり、”時、分、そしてレッドポイントの秒針”も完全オリジナル。ウエッジ形のアプライドインデックスにすべて当時のまま残像のように残っているドットの夜光ポイントが最高のビンテージの味わいを魅せ、そのストーリーを遥かなるエンディングへと導く為にスクリューのバックケースを開け、そのエボーシュの先駆けとなった”フォンテンメロン社Cal.65”を抱える太目のガードリングが、ダイアルに描かれた”SHOCK RESISTING”のようにロレックスのディフュージョンブランドとは言わせない、いやそれ以上の格式の高さまで感じる一品であることを証明してくれていることは事実である。この一品を見ると、果たして当初、ハンス・ウイルスドルフが考えるチュードルブランドの存在はディフュージョンとしてではなく、別の意味を成していたのかもしれない。そしてその答えはこの逸品を手に入れたあなたが初めて明かすかも知れないということも最後にお伝えしておこう。
【コンディション】
日差±60秒、ゼンマイ、ガンギ、テンプのチェック済みの最高の一品のムーブメント3ヶ月保証お付けいたします。ダイアルは60年の焼けが全体にみごとに広がった奇跡のオリジナルコンディション。ケースは全くヤセを感じない最高のコンディション。