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MODEL | プリンスオイスターデイト ラウンドケース |
MOVEMENT | Cal.2884 |
AGE | 1960年代 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 34mm(クラウンガード含めず)×42mm(ラグ to ラグ) |
1960年代 チュードル★プリンスオイスターデイト★Cal.2884 ラウンドケース ステンレススティール
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1920年代当時、アメリカでは、自家用車やラジオ、洗濯機、冷蔵庫等の家電製品などの様々な発明で、アメリカを中心に、ヨーロッパに飛び火し、世界は空前絶後の『黄金の20年代』とも呼ばれ、当然、ロレックス創業者”ハンス・ウィルス・ドルフ”も、アメリカに市場を求めた。そして一般市場向けの価格帯の商品を送り込む為に、ロレックス時計の市場価値を下げない為に、”ディフュージョンブランド”が誕生した。それは何と1930年代から始まり、中には70年代初め頃まで実在したものもあり、それはなんと50社とも呼ばれる。(ユニコーン、ジェネックス、アクア、オイスター、ソーラー、ブレックス、セルシーマ、ロネックス、モネダ、ロルコ、サウスマーリン、オミグラ、プリンスダウフィンなど)といった具合だ、その中でもその人気の高さゆえ、現在でも独自の文化を開花させたのが、イギリスのチューダー王朝で有名なチューダー家王族創設のヘンリー7世の紋章としても知られる薔薇をモチーフにした『チュードル』である。1926年、
“Veuve de Philippe Huther/ヴーヴ ドゥ フィリップ ヒュンター”として存在していた時計メーカーをロレックスが、1930年に引き継ぐ形となり、1946年3月に”MONTRES TUDOR SA”に社名を変え、今日に至っているが、何と言ってもその年代により変わっていったチュードル社のエンブレムがオールドチュードルの魅力であろう。小薔薇、盾薔薇、大薔薇、そして現在の盾チュードルとなるが、そんなチュードルから今回ご紹介する一品は、オールドチュードルの中でもその茎や花ビラなどに特徴を持たせ、年代により太さ、花びらの枚数なども変え、多彩な顔を持つコレクターアイテムとして根強い人気である小薔薇チュードルをご紹介したい。
それも今回の一品は、何と12時位置のバーインデックスに小薔薇紋を描いた一品、この紋章はいろいろなチュードルの文献にも出ているが、当然実際、本当に存在したかどうかは謎である。当然、当社としても真実を求めるべきダイアルを徹底検証。ダイアル裏のドブ漬け痕、爪足の偽造痕は全く無い。アプライドバーの後付けによる吹付ダイアルの乱れ、インデックス装着部分の液の付着も無く、バー上のドット状のトリチウムもカレた状態であり、当然、その付け根部分にも痕も無い。そして、TUDOR以下の文字も20倍キズ見で見てもそのクオリティーは線先までの力強く、且つ繊細なタッチとして見た者すべてを魅了することは間違いない。どう見てもオリジナル以外考えられないと判断出来よう。ダイアルには経年によるヤケはあるものの年代からしても最高な一品である。ムーブメントは、チュードルの歴史を10年以上支えてきたETAベースの”2484キャリ”、25石に上げ最高の耐久性を確立しながらもローター芯の取り換えがスムーズにいくことを考慮されたチュードルらしいキャリバーである。
ロレックスディフュージョンとして位置づけを確立した50年代からチュードルブランドを飾ってきた”7966”の最終欠番としてシールドチュードルへ引き継ぐ希少な時代の産物であることを伝えたい。ケースは、ほとんどヤセも無く、バックケースには一か所、盾に大きく入るキズがあるものの、エッジ部分には損傷も全く無く年代からしても最高のコンディションであることと最後に伝えておこう。
【コンディション】
日差±60秒、当社カンギ、テンプ、ゼンマイ、注油済みの3ヶ月動作保証付き。ケースは、ほとんどヤセも無く、バックケースには一か所、盾に大きく入るキズがあるものの、エッジ部分には損傷も全く無く年代からしても最高のコンディション。ダイアルも当然、オリジナルビンテージコンディション。