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MODEL | Ref.769 ブライトリング クロノマット ファースト ファーストエッジ 回転ベゼル |
MOVEMENT | Cal.175 |
AGE | 1940年代 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 35mm/横径リューズ含めず×42mm×15mm厚さ/両ラグ先端まで |
激希少Ref.769★ブライトリング クロノマット-ファーストCal.175 ファーストエッジ回転ベゼル
SOLD OUT
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3×18…….外側スケール”18″を内側スケール”3″に合わせる。外側スケールのスタートポイント”1″と対峙する内側スケール”54″をはじき出す….
54÷18…..外側スケールのスタートポイント”1″に内側スケールの54を合わせ、外側スケールの”18″と対峙する内側スケール”3″をはじき出す….
40秒で一キロを走り抜いた時のスピードをはじき出す外側スケールのスタートポイント”1″を12時位置に合わせ、外側スケールの”4″の対峙した内側スケールがその値90キロとなる……
そう、計算尺という響きにちょうど69年前、世界の人々が釘ずけとなった。1942年、世界で初めて回転式計算尺を装備したモデルが誕生した。その証をスイスパテントナンバーの証として”+217012″をダイアルに刻みセンターのBreitlingのカーシブなエンブレムの真下にその伝説の名を刻んだ…….
CHRONOMAT/クロノマット…Ref.769
今回ご紹介するその伝説リファレンス”769″を証する荒目のベゼルを回し、計算尺の求めるファイナルアンサーに息を止めながら静かにそれを待つ、回しながらすべてを理解した時、クロノマットへの魂が少しは理解できたのだと薄ら笑みを浮かべるそんな自分がそこにはいた。それはこのファーストモデルが60年以上の時を刻んできた確かな証がそうさせるのだとこの逸品を手にとった時感じたように、ファーストの中でも後期となる魂を伝える経年のヤケが全体に美し広がったダイアルに燦然と輝く”B”のエンブレムが、この逸品が開発された後1956年にくるナビタイマーという新しい時代に引き継ぐかのような深い哀愁さえも感じることが出来よう。前期の”CHRONOMAT”の文字は、計算尺のパテントナンバー”217012″の上に表示され、ブライトリングの永遠の絆として、当時ブライトリングは既にこのペットネームに社運をかけていたのかもしれない。長きにわたるヴィーナス社との関係の中で、ブライトリングの為に開発されたと言っても過言ではないその”Cal.175″の魂は、見て175とわかるデカメのオペレーティングレバーからピラーに伝える為のプッシャーの爽快な感触を感じ、独特で愛らしいクラッチングレバーがドライビングホイールからクロノグラフホイールに伝える瞬間もすべて人の心に残る名機の確かな証ともなろう….。
その後、45年後、ブライトリング家の魂をシュナイダー家が引き継ぎ、1978年、クオーツの長き時代にピリオドをうったその伝説モデルが”クロノマット”である事実はまぎれもないことであり、ブライトリングの血を引き継いだアーネスト・シュナイダーのウィリー・ブライトリングの固い男の約束として現在でもその”クロノマット”の名は残り続ける存在であることも事実である。