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MODEL | Ref.756 クロノグラフ |
MOVEMENT | Cal.178 VENUS |
AGE | 1969年 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 37mm(クラウン含めず)×42mm(ラグ to ラグ) |
コパイロット伝説Ref.756★ブライトリング★1969年☆名機Cal.178 ステンレススティール
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2時位置のクロノグラフスタートプッシャーを押す、その瞬間、荒削りなこのキャリバー独特のデカメのオペレーティングレバーが、6枚刃のピラーホイールを回転させ、ロジウムメッキされた白色のクラッチングレバーが、ドライビングホイールへと熱き魂を繋ぐ、動き出す。銅メッキされた淡いピンクゴールドの地盤パーツに成り立つ、各セクションごとに色分けされた沈黙の領域すべてが、1952年に誕生したあるキャリバーの真実のストーリーである…..
Cal.178……By “ヴィーナス/VENUS”
1915年、腕時計としてのクロノグラフを装備したモデルを世界で初めて発表したブライトリングが、1942年、ヴィーナスと組み、”Cal.150”を世界で初めて対数目盛り付き回転計算尺付き腕時計”クロノマット”の為にバージョンアップされたとも言われる”Cal.175”、そして1952年、航空用回転計算尺を始めて搭載した『ナビタイマー』誕生と共にバージョンアップを余儀なくされ開発された”キャリバー178”。ある意味このキャリバーとの出会いが、ブライトリングの歴史を左右していったのかしれない。1969年、ホイヤーらと共に開発した世界初自動巻きクロノグラフ”Cal.11”。それは、エボーシュ連合の中核を担う為に、製造を中止せざるを得なかったヴィーナス社との別れの結末に新たな息吹であるはずであったある誤算、そしてクロノグラフ協会設立の影にちらつく資金調達の結末。その後のクオーツショック、オイルショックの中でのバルジュー社への依存。世界へ飛び出したきっかけとなったヴィーナスとの出会い、そして別れと同時に迫りくる数々の暗雲の現実。もしこのままヴィーナスが、1964年エポーシュ連合、バルジュー社の統合を避け、ブライトリングとの統合を選んでいたら、もしかすると自動巻き”Cal.11”は開発されずとも、現在、ブライトリングの血統は、絶えなかったのかもしれない…..
そんな名機”Cal.178”に想いを寄せながら今回ご紹介する逸品、”Ref.765”。”Cal.178”誕生期である1950年代から発売され、1969年まで製造されていった名機であり、”765”と言えばご存知、3時位置の30分積算計を15分にし、より細かい数値に拘ったAVIATIONモデル伝説”コパイロット/CO-PILOT”を誕生させ、”7556トップタイム”など765系の数々の派生モデルまで誕生させ、いわばナビタイマーよりも深い歴史に成り立った名リファレンスである。そんな”765”から今回ご紹介する一品は、コパイロットをエレガント的美学で表現したと言っても過言ではないモデルであり、1969年頃の絶頂期である最後のブライトリングの語り手となる逸品。回転ベゼルが紛失してしまいちと悲しい姿ではあるが、30mmキャリ径を有するだけある”37mm”のステンの厚手のケースに、シルバーがほんのりと経年のヤケで年輪を美と変えたダイアルにトリチウムのカレ具合が何とも言えないアラビアンインデックス、そしてイン溝仕上げされた3つのインダイアルが、独特のオールドブライトリングの世界を表現している。当然、クロノグラフプッシャーを押した瞬間、そのピラーへ繋ぐ鼓動が感じ、”Cal.178”独特の爽快な操作感を味わうことかず出来よう。
そんな今回の一品、60年代からプライトリングが拘った磁気に対してのソフトメタルパーツ、より衝撃に強くするする為のインナーメタルリングの導入、そして防水の深めのスクリューバックにより分厚いケースとなっていったプライトリング黄金の1960年代最後の名機である最高の逸品、出会えることに感謝したくなるほどの逸品、そしてあなたの心に残る思いでの繋ぐ最高の逸品として心を込めてお届けしよう。
【コンディション】
日差±30秒、完全OH済み、ムーブメント6ヶ月保証お付けいたします。ダイアルはヤケが全体に綺麗に出ている最高なオリジナルコンディション。ケースは小キズはあるが、年代からしてもかなり美品とお伝えしたい。但し、回転ベゼルが外れてございません。