激希少1950年代☆18金無垢ローズゴールド★ゼニス★Cal.156 クロノグラフ

見た者すべてを虜にしてしまうほどの淡い優しい光の衣を纏いし18金無垢ピンクゴールドの輝き．．．．．．．．なぜ、ここまで心を惹かれるのか。
それは、単なるこの一品の伝説の叙情詩でしかすぎない現実を目の当たりに

エルプリメロ誕生の本当の意味での原点、ゼニスが当時、世界３大マニュファクチュールとして成し得なかったクロノグラフムーブメント開発。当時天文台コンクールで幾度と戦い合ったロンジンの世界一と言われたクロノグラフ製造技術に翻弄されていたのも事実であろう。成し得なかったこの開発を当時、クロノグラフエボーシュメーカー”エクセルシオパーク”に託し、そして世界一のクロノグラフ時計を世に出す為に、ゼニスが必要不可欠であったのが、当時、門外不出と言われ、他社にムーブメントを絶対に提供せず、自社モデルのみとして製造され”トリコンパックス”というひとつの文化ともなるモデルを発表したユニバーサルジュネーブのムーブメントであった。
そして、ユニバーサル史上、最初で最後のエボーシュ提供となった285キャリを独自の調整で”156キャリ”としてゼニスが腕時計としてのクロノグラフの第一歩となった。
それは、今回ご紹介する一品の如き、ゼニスデザインとも呼ばれる独特の２レジスターダイアルのイン溝仕上げされたクロノグラフダイアルは、３時位置９時位置の直線上に大きめに配され、ドルフィンハンドの存在感をかなり表全面に出している。これは当時のゼニスのクロノグラフに見られる典型的なデザインであり、少しでも独自化を求めた結果であったのであろう。
そして、今回の一品の驚きは、その18金無垢ローズゴールドの輝きに隠された造形美ではなかろうか。３ピースの良さを全面に押し出したデザインは、ベゼルと独立したケースからラグへ44㎜の長さを流れるしなやかなラインに心地よい手触りを感じ、言葉に出ない感情がこみ上げてくることは間違いない。そしてこの一品を腕にはめた時に感じる存在感は37.5㎜というプロセスをこれでもかと、そのピンクゴールドの美しさと反対に男らしさも感じる最高の一品であることもお伝えしたい。そしてダイアルは、美しき象徴”☆”と”ZENITH”のアプライド、そしてバーのインデックスの当時のオリジナルとしての立体的美を残し、他の部分を綺麗にリフィニッシュした状態でお届けします。

【コンディション.】

日差±60秒、ゼンマイ、ガンギ、テンプのチェック済み、クロノグラフ完全稼動、0ポジションOKの最高の一品のムーブメント3ヶ月保証お付けいたします。ダイアルは、当然、ダイアル裏の爪足などの偽造痕、リフィニッシュ痕のチェック済み。☆とZENITH、そしてバーのインデックスをそのまま汚さずにクオリティーの高いリフィニッシュとなっております。18金無垢のローズゴールドケースは、信じられないほどの目立つキズの無い最高の一品であることをお伝えしたい。