40mmワイドベゼル 18金無垢シャンパンゴールド★ゼニス エル・プリメロ★Ref.06.0050.400/Cal.400

18金無垢の塊にタキメーターという世界を深く掘り込み、そこに墨入れという工程を施す…….

4mmという幅広の絶大な存在感にやや傾斜をつけたベゼルは完璧なフォルムであり完璧なコンディション。
持った瞬間、手の平に…そして指の先にまで感じる18金無垢というオーラの価値。この逸品を手に取り、いつしか自然に自分が高貴な存在へと変わっていく瞬間を感じる。

タイムピースという世界を最大限に贅沢に表現するとこんな造形物になってしまのだろう。

『R E F . 0 6 – 0 0 5 0 – 4 0 0』

1995年突然、世にその存在をあらわにしたこのモデル、”エル・プリメロ”という価値観を備え、クロノグラフの高振動化を実現した、いわゆるスイス、そして世界の機械式への軌跡を辿ることが出来る現代の生き字引的存在でもある”Cal.400”を、ねじ込み部分を深くとった18金無垢シャンパンゴールドのスクリューバックに抱え込み、そのスクリューバックを丁寧にそっと開け、それをじっくりと見つめ続ける……

1980年に新たなゼニスの歴史へと変わるゼニスエンブレムを立体的な造形を施したリューズを10回ほど回し、すべてに命が吹き込まれた瞬間、指先から頭のてっぺんまで震えるほどの36000振動という熱きビートが響き渡る。ここから始まり、4000系へと語り継がれるその語らいは、太目のオペレーティングレバーから下段ピラーへと繋がり、上段ピラーからカップリングクラッチへ、そしてドライビングホイールからセンターのクロノグラフホイールへと伝わっていく。自動巻きという存在がクロノグラフという機構を更に進化させた構造…、1969年3月ブライトリング/Cal.11、5月セイコー/Cal.6139の2社の自動巻きクロノグラフ開発より3ヵ月出遅れた形となったが、2社と比べより無理のない自然な構造としてそれは開発され、36000振動というバケモノムーブを誕生させ、高振動がゆえ耐久性に弱いという概念を覆した本当の意味での世界初クロノグラフ自動巻き誕生の軌跡を感じることが出来る一品であり、メタリアルな部分、エル・プリメロという存在、そしてそれを最大公倍数として表現する為に金無垢のフレーム、そしてインデックスを施したエナメル調の透き通ったピュアホワイトの純白の漂いを感じさせるダイアル、すべてにおいて前頭で申し上げたとおり、宝石で散りばめた見た目だけの価値ではなく、質というプロセスを持った本当の意味での贅沢な逸品とは、このような逸品ではないだろうか。

【コンディション】

日差±10秒、ゼンマイ、ガンギ、テンプのチェック済みの最高の一品のムーブメント3ヶ月保証お付けいたします。ケース、ベゼル、バックケースすべて極小なみのキズのみ、目立つキズ全く無しの最高のの状態。