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MODEL | Ref.02.0310.400 エル・プリメロ デ・ルッカ |
MOVEMENT | Cal.400 |
AGE | 1992年 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 39mm(クラウン含めず)×47mm(ラグ to ラグ) |
1992年エル・プリメロCal.400★ゼニス DE LUCA/デ・ルッカ★Ref.02.0310.400付属完
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ちょうど、この時期、東の空を眺めれば、ひしゃく型の星座”北斗七星”が
見つかるだろう。そしてそのひしゃくの底から先端に一直線に伸ばした線
上に輝く星が見つかるはず。ヨーロッパの辺りでは、天に近くなっていく
星。そう、すべての星を引きつけるかのように一年中、天空の夜空に浮か
ぶ唯一の星、”北極星”。そして昔、この中心に輝く星をこう読んだ
現在、”エル・プリメロ”という名のもとにマニュファクチュールとしての括弧たる地位を築き、創業からクラフトマンシップの伝統を現在も尚継承し続けているゼニス。しかしそのエル・プリメロ開発までの道のりは苦難の連続であったのはまちがいない。1969年9月、世界初自動巻きクロノグラフとして(結果的には、同年3月ブライトリング/Cal.11、5月セイコー/6139の3番目)36000振動というバケモノ自動巻きクロノグラフキャリバー” 3019CH“を世に出すこととなる。しかし伝説時計士”シャルル・ベルモ”を中心に開発されたエル・プリメロは翌年から始まるクオーツ開発による時計産業の急激な変化、そして1973年のオイルショックにより、ゼニス経営陣は、そのエル・プリメロの設計図を処分する事とクォーツの開発の答えを選択した。その後1984年、シュナイダー家として新たな出発を果たしたブライトリングが復活の狼煙としてクロノマットを発表、フレッツェ・トリコローリモデルをきっかけに、再び機械式が見直され始めると、この機を伺っていた”シャルル・ベルモ”を中心に、シャルルがその設計図を隠し持っていたおかげで、再びエル・プリメロが復活を遂げた。それは1969年当時、同時開発した自動巻きクロノグラフのセイコー、そしてブライトリング、ホイヤーなどで開発したCal.11系はすべてその存在は既に無く、自動巻きクロノグラフはゼニスの独壇場となったのは言うまでもない。そしてそれは新たな血しぶきとして1987年、3019は”Cal.400”として新しい幕開けとなり、そして1988年、ロレックスが5代目”デイトナ”に”Cal.400”をエボーシュとして取り入れたこともきっかけに、ゼニスもここぞと怒涛のエル・プリメロモデルを次々に発表。それは最強ペットネームとして世界の人々からこう呼ばれた
“DE LUCA/デ・ルッカ”….
メーカーとして名づけた名では無く、いつ誰が、こう呼んだのかは不明だが、ファーストエル・プレメロのDNAを継ぐ、最強モデルとして世界の人々に愛されたのは言うまでも無い。
そして今回、ご紹介させて頂くのは、エル・プリメロ復活から8年後の1992年に発売された、初代エルプリダイバーモデルにも登場した回転ベゼルを搭載し、ねじ込みリューズを備え100M防水を可能にした最強クロノグラフ”エル・プリメロ”Ref.02.0310.400”DE LUCH/デ・ルッカをご紹介したい。
それはまるで要塞のように鉄壁な様相を備え、黒を基調にすることでより男らしく、たくましい姿を露わにし、回転ベゼルは逆回転防止でしっかりガード、エナメル調に仕上げられたダイアルは海中での作業にもその実用性をアピールするかのようにルミナス仕様のドットインデックス、そしてベンツハンドを明るく鮮明に時を照らしてくれる。スクリューバックケースは、”Cal.400”を搭載する分、やはり分厚くここでもエル・プリメロ”ステイタスを感じさせてくれる。ブレスはハイポリッシュとヘアラインのステンのコンビのハードブレスで、過酷な作業でも、安心した装着感を感じることが出来よう。そんな今回の一品、驚きなのはすべてキズも無く、当然磨きによるヤセも一切無い。一見、未使用とも思えるそのコンディションは笑いが止まらないほどの喜びを与えてくれるであろう。そして最後にこの一品が、1995年3月4日に西武百貨店で購入されたオリジナルボックス(経年により腐食あり)、ギャランティーカードなどすべて付属品完全完備のコレクターにはたまらない一品であることを皆様にしつこいようだが感動としてお伝えしたい。
【コンディション】 日差±20秒、ゼンマイ、ガンギ、テンプのチェック済みの最高の一品のムーブメント3ヶ月保証お付けいたします。付属品完全完備、すべておいてキズ無しの最高のの状態。バンドにおいても使用痕の全くい無い状態です。