PRICE | |
---|---|
MODEL | デファイ ダイバー |
MOVEMENT | Cal.2562PC |
AGE | 1970年代 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 36mm(クラウンチューブ含めず)×45mm(ラグ to ラグ) |
1970年代 ゼニス★デファイ ダイバー★Cal.2562PCオートマティック
SOLD OUT
申し訳ございません。こちらの商品は現在売り切れです。
同モデルあるいは近いモデルをお探しすることが可能な場合もございますので、
お気軽にお問い合わせください。
1971年、世界初自動巻きハイビートクロノグラフを開発し、世界3大マニュファクチュールとしてスイス時計業界を引率してきたゼニス社経営陣が下した次期経営方針は、機械式時計の廃止、そしてクオーツ時計の開発と販売価格の引き下げに伴う自社ムーブメントのコスト削減であった。そして1973年、普及型高振動ハイビートキャリバー2500系を武器にクオーツショックに立ち向かう如きのように誕生したモデルが発売された。
その名は…………『DEFY/デファイ』
逆境に挑むという意味も含まれるこの言葉にゼニスは、クオーシ開発を軸に方向転換しながらも当時、機械式に全勢力を傾けたかったのかもしれない。そのとおり、このペットネームは、皆様もご存じのとおり、現在では高級モデルの代名詞のように扱われているが、ゼニスが40年以上このペットネームを継続する理由には、当時のゼニスの苦難の中にある熱い思いを引継ぐという使命があるのかもしれない。
そんなデファイから今回ご紹介する逸品は、当時のデファイの象徴たる70年代独特の現在のような旋盤機が無い時代のステンの塊を抉り取り形成した重量感まるだしのクラウンサイズを除いた36mmのオクタンゴン形状の迫力ある一品で、ダイバーグローブをはめたままクラウンを動かせるように4時位置にクラウンを装備したダイバーウオッチとして誕生したとおりバックケースは、深めのスクリューとなり防水としての存在感をアピールしているようである。それもバックケースには1970年代まで使用されたゼニスの旧エンブレムである”☆”マークが燦然と深く刻まれている。当然、クラウン(リューズ)はスクリューダウンのねじ込み式でクラウンにも”☆”マークが深々と刻まれている。そしてクオーツショックに挑戦状を叩きつけた28800振動のオートマティック自社キャリは、伝説と謳われた名機”2562キャリ”であり、パーツの素材をより軽量にし、自動化の生産ラインに対応し生産コストを抑えた次世代キャリとして当時、他スイスメーカーの手本ともなったほどで、しかも28800振動でここまで耐久性に優れた製品は当時、ゼニスだけだったのは事実のことである。そして今回の逸品に入っている
“2562キャリ”にも防水を提言したとおり、インナーラバーでしっかりとムーブ内もガードし、外にも内にも妥協を全く許さないクオリティーの高さを誇っているのは間違いない。そんな今回の1973年頃に発売されたモデル”DEFY”を腕にはめ、この盲目と呼ばれ時代をデファイのその名のとおり男らしく生き抜く最高のパートナーとなることは間違いないとお伝えしておこう。
【コンディション】
日差±60秒、ゼンマイ、ガンギ、テンプのチェック済みの最高の一品。ムーブメント3ヶ月保証お付けいたします。ケースは、小キズがかなり感じられます。ダイアルは経年のヤケがあるものの完全なオリジナル体の状態である。