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MODEL | Ref.4650 オールド ティファニー ラウンドケース |
MOVEMENT | Cal.1525(AS) |
AGE | 1960年代 |
MATERIAL | 14金無垢シャンパンゴールド |
SIZE | 約32mm×40mm |
激激希少Ref.4650★オールド ティファニー★14金無垢シャンパンゴールド☆1960年代 Cal.1525
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愛のかたちとして170年以上の間、世界の女性から愛され続けてきたティファニー、正面玄関に掲げられたアトラスクロックを眺めながら、いつかは、ティファニーを身に着けたいと思い描いた女性もいたはず。そして愛し合う二人の為の永遠の証として時を刻んできたのも事実である。そんなティファニーは、時計の歴史も意外と古く、1866年に、ご存じ”ティファニータイマー”で独自のストップウオッチ機構をも開発し、1872年にはジュネーブに自社工場を建てマニュファクュールとしての顔も持っている。当然、スイス時計史の中でそのティファニーの時計に対する長い歴史はスイス時計産業に大きな貢献をしてきたのも事実である。そんなティファニーも1930年の世界大恐慌を境に、突然、自社工場をスイスの会社に売却している。その後、古くからのスイス時計メーカーとのコラボとして売る傍ら、ニューヨークの時計製造会社であるヘンリーブランク社に依頼し、他社ムーブを搭載した自社ブランドも地道に展開していった。しかし、その当時の時計に対するティファニーの細かな詳細は、この世から消え去っているのも事実である。吾輩も依然、ニューヨークティファニーで直接、自社製品についてしつこいほど問合せしたことがあるが、時計に関しての文献が実は、本店であるニューヨークティファニーには存在しないという回答であった。現在、ティファニーの鑑定は、ティファニ-では無く、アメリカの2大鑑定協会である”American Society of Appraisers”と”Appraisal Association of America”の2社であり、ここを通して世界のオークションに晴れて本物として数億円の値がついたりしているのが現実である。
そんなティファニーから、今回、ご紹介させて頂くのは、ティファニー&カンパニーにブローバの資本が入り、時計生産に関してブローバを中心とした生産体制に移行される前のティファニーにとっては、暗雲にさしかかる歴史的意味でも謎の多い1950年から1960年代に差し掛かる希少な一品をご紹介したい。当然、市場では出回らない一品として価値のある今回の一品。
その容姿は、シルバーのダイアルにオリジナルである14金無垢の繊細な細めのバーインデックスをアプライドに仕上げ、オリジナルのロゴを忠実に某メーカー専属リフィニッシュ業者に依頼した震えが止まらないほどのセクシーな”TIFFANY & CO”のロゴ、その線先にまで力を感じる字体は、15倍のキズ見で見ても、驚きのディテイルである。そしてそこにこの一品の誕生プロセスを語りかけるかのように、セクシーなラウンドで表現された14金無垢シャンパンゴールドケースの輝きが、ティファニーの為に2姿勢差調整で仕上げられた最高のストーリーを語るにふさわしいメカニカル的造形を現実にしたAS(ア・シールド)の”Cal.1525″のハイポリッシュ仕上げされたステンの光沢感を表現したメタルフェイスを包む。
そして最後に、すべてにおいてティファニーらしい繊細に表現されたこの一品は、見つめているだけで、なぜかホットしてしまう優しいオーラを漂わせ、大切な人との交わり、そして愛のかたちをそっと語りかけてくれる素敵な一品であることを皆様にお伝えしたい。