1888年の愛のメッセージ★ティファニー 18金無垢シャンパンゴールド ハンター★彫金 スケルトンインナーダストケース

The magical windows of tiffany….

ニューヨーク5番街にあるティファニーでは、クリスマスになるとニューヨークの街すべてを飲み込むかのような煌びやかな宝飾でいっぱいになる。そんなティファニーにはたくさんの幸せを待つかのようにクリスマスはたくさんの笑顔で満ち溢れる…..ウイドゥを横切る人々もその日だけは、ティファニーのショーウインドゥに目を奪われる。そう…ティファニーは1837年に創立してからたくさんの人々を幸せへと導いてきた
そんなティファニーから今回ご紹介する一品…47mmとする存在感のあるケースは18金無垢。繊細な彫金仕上げを前面に施し、ジュエリーの王道をいくティファニーならではの一品である。何と言ってもそのケースの内部に隠された真実は、ひこの一品が1888年、127年前の12月25日クリスマスの日にプレゼントされた一品であり、ケースに幸せの象徴である三つ葉のクローバーが刻印されている。これはティファニーが独自のプレゼントへの証としてこの時代、サービスで刻印を施したと言われている。何ともロマンティックなストーリーが隠されている。
1866年に”ティファニータイマー”で独自のストップウオッチ機構をも開発したティファニーは実は1872年にはジュネーブに自社工場を建て、ニューヨークを中心に世界に発信し自社ブランドとして時計を販売している。ティファニーの時計に対する長い歴史はスイス時計産業に大きな貢献をしてきたのも事実である。そんなティファニーも1930年の世界大恐慌を境に、突然、自社工場をスイスの会社に売却している。その後、古くからのスイス時計メーカーとのコラボとして売る傍ら、ニューヨークの時計製造会社であるヘンリーブランク社に依頼し、他社ムーブを搭載した自社ブランドも地道に展開していった。
特に今回の一品は自社時計ブランドとして販売していた時代の希少な一品であり、希少なスケルトンで表現したインナーのダストケースはその18サイズのムーブメントを覗き見ることができるようになっており、昔ながらの2,3,4番車を一つのブリッジとした2/3ブリッジの独特な造形美、きめ細かなアングラージュの面取りの美しさと2番車の受石のゴールドシャトン留めに3つのスクリュービスで留めた徹底した拘りを耳だけでなく視感でも官能できるようになっている。当然、昔ながらのデカメのテンプはバイメタルの切りテンプ。ガンギとアンクルのその熱きビートは127年経った今でも愛のストーリーを奏でるように次のオーナーを幸せへと導く準備をしているようである。