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MODEL | クロノグラフ ティファニー/モバード ステップドケース |
MOVEMENT | Cal.95M |
AGE | 1940年代 |
MATERIAL | 14金無垢シャンパンゴールド |
SIZE | 32mm/横径リューズ含めず×38mm/両ラグ先端まで |
激希少14金無垢シャンパンゴールド★ティファニー/モバード★世界3大最強クロノグラフCal.95M
SOLD OUT
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ニューヨーク、マンハッタンを南北に流れる通り『Fifth Avenue』”フィフスアベニュー”…….そこに佇み、世界の女性を魅了する世界最高峰リテイラー
TIFFANY & CO
1837年を創業としチャールズ・ルイス・ティファニーとジョン・B・ヤングの二人が、”ティファニー・アンド・ヤング”を前進としたブランド”TIFFANY & CO”。時計に関しては実は古くからその拘りを見せ1866年には今でも伝説となるティフアニータイマーという独自の機構を装備するストップウオッチの開発、1870年頃にはジュネーブに時計の自社工場までをも建設し、ミニッツリビーター、クロノグラフなど装備したコンプリケーションなどもてがけ、スイス有数の時計メーカーであったことは確かである。しかし1930年頃に入ると、世界大恐慌の波を受け、徐々に売り上げも落ち、時計の製造工場もストップ、華やかティファニーの時代は、暗雲の時代へと転がり落ちていった。40年には、現在のフィフスアベニューへ移ってからは、第二次世界大戦での影響も有り、ニューヨークの工場で軍事用の精密部品などを造り、一旦、持ち直しを見せたが、1952年頃からは、パリ、ロンドンからもティファニーが消え、ブローバに買収(ブローバのダブルネームが多いのはこの為である)されるなど、波乱万丈な歴史を歩んできたのは事実である。そんな歴史の中でよりクオリティーの高い時計を求め、各スイスブランドとの販売契約を強化、その代表的ブランドかモバドであり、その中でも最高峰モデルが今回ご紹介する一品である。
一つ最初に述べたいが、今回の一品は悲しいことにダイアルは当社でリダンさせて頂きましたことをご理解頂きたい。しかし元々は完全なオリジナルのティファニーダイアルであるのは間違いない。その上でこの一品のすごさを語りたい。当然、この14金無垢シャンパンゴールドのステッブをつけた分厚いケース、マッシュルームリューズを見て頂ければお判りのとおり、この一品に搭載されたバケモノと呼ばれる最高の魂を感じさせてくれるは”Cal.95M”。
後、ゼニスに買収されるモバードであるが、同じマニャファクチュールでありながらクロノグラフの開発に成功しなかったゼニスが、オメガを中心とする1969年のクロノグラフ戦争に向けて、又世界初ハイビート自動巻きクロノ”エルプリメロ”開発の為に、この”95M”が必要であったほどの存在である。まず第一に独自の機能性があること、通常の2時位置のクロノグラフのスタート、ストップ、リスタート、4時位置のリセットがすべて逆となっている。これは、2時位置プッシャーにスタート機能を置くことにより、スタートプッシャーを押し、それを無理なく、爽快に、尚且つダイレクトに8枚のピラーを擁したホイールに伝える為に、オペレーティングレバーを通常の半分に短くすることに成功した。第二に、その独特の輪列により、クロノグラフ中間車が必然的にテンプ側に配置することとなり半分隠れる形となった。しかも独特な形状をしたカップリングクラッチを制御するバネが、テンプを跨ぐ形で装備されている様相はクロノグラフのそれまでの基本的配列を覆す形となった。第三に、その美しさとした芸術性である。他、世界三大クロノグラフと呼ばれる13ZN、30CH、そしてミネルヴァの13-20CHと同じく、パーツひとつひとつを丁寧に仕上げ、クロノグラフ機構のパーツまでもアングラージュとしての面取加工を施し、リセットハンマーにさえもアングラージュを施している。
そんなストーリーを奏でる最高の一品、当然ティファニーがこの一品と出会うことは必然的であり、ティファニー無くとも最高の伝説ストーリーを奏でるモデルであることは間違いない。