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MODEL | Ref.23-068 クラシック パワーリザーブ ステップドラウンドケース |
MOVEMENT | Cal.7001 |
AGE | 2000年 |
MATERIAL | ステンレススティー |
SIZE | 33mm/横径リューズ含めず×39mm/両ラグ先端まで |
美品★ティファニー クラシック パワーリザーブ★Ref.23-068 手巻Cal.7001
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1837年を創業としチャールズ・ルイス・ティファニーとジョン・B・ヤングの二人が、”ティファニー・アンド・ヤング”を前進としたブランド”TIFFANY & CO”。時計に関しては古くからその拘りを見せ1866年には今でも伝説となるティフアニータイマーという独自の機構を装備するストップウオッチの開発、1870年頃にはジュネーブに時計の自社工場までをも建設し、ミニッツリビーター、クロノグラフなど装備したコンプリケーションなどもてがけ、スイス有数の時計メーカーであったことは確かである。しかし1930年頃に入ると、世界大恐慌の波を受け、徐々に売り上げも落ち、時計の製造工場もストップ、華やかティファニーの時代は、暗雲の時代へと転がり落ちていった。40年には、現在のフィフスアベニューへ移ってからは、第二次世界大戦での影響も有り、ニューヨークの工場で軍事用の精密部品などを造り、一旦、持ち直しを見せたが、1952年頃からは、パリ、ロンドンからもティファニーが消え、ブローバに買収(ブローバのダブルネームが多いのはこの為である)されるなど、波乱万丈な歴史を歩んできた”ティファニー”。そんなティフニーが2000年に入り、本格的に時計に力を入れ始めた一品のひとつが今回ご紹介する”クラシック パワーリザーブ42時間”の一品だ。
そのクラシカルな様相はモダニズムという根源をそのままそのデザインに生かし、33mmというシックサイズにサイドラインにステップを付けたステンケース、そのステップのラインをラグにも同調させ、最高のクラシカルな一面を持ちながらも力強い一面も魅せ、更にダイアルのパワーリザーブのインジケーターが示すとおり、セクシーな男の色気も感じさせ、すべてにおいてパーフェクトに挑んだ一品であることは確かだ。
そしてパーフェクトに臨んだ結果の先にみる魂は21600振動という熱い鼓動を叩く”キャリバー7001″。1971年にプゾーが開発、その後1985年にETAに吸収され現在でも製造される40年以上の長い歴史を持つ自動巻き”2892系”の主力ムーブと相並ぶ手巻きの主力エボーシュであり、姿勢差調整済みの高級仕上げとなる最高ムーブである。
使用痕はあるものの、カーフのブラックストラップもステンの尾錠も完全オリジナルのこの一品、現在では全く市場に出回らなくなり、手に入れることが非常に難しいと言われるだけに、この手に入れるチャンスを逃さないで頂きたいと願う一品である。