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MODEL | ティファニー ラウンドケース |
MOVEMENT | Cal.T1B-723 |
AGE | 1970年代 |
MATERIAL | 14無垢シャンパンゴールド |
SIZE | 33mm(クラウン含めず)×39mm(ラグ to ラグ) |
ティファニー ラウンドケース★Cal.T1B-723★14無垢シャンパンゴールド
SOLD OUT
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以前、ニューヨークティファニー本店に、このような質問を投げかけたことがある。『1950年から1990年までのティファニーの自社モデル(ダブルネームは除く)時計に関して知りたい』と、又、以前から私がコレクションにしていたティファニーのモデル、リファレンス、キャリナンバーのことに関して詳しく情報を提示し、回答を待った。そしてその答えは、
『At this time, we do not have a database for discontinued items. You may want to contact an appraisal company or auction house for assistance. 』
以下文章は省かせて頂いたが、なぜか?…ティファニー本店でも1950年以降の自社時計の文献だけがない、抹消されたのか、はたまた隠す必要性があったのか?まず歴史を重んじるティファニーが文献がもともとないとは考えられない。……1990年以降、表舞台へと時計産業に自社モデルとしてひっそりと復活ののろしを上げていた事実…..
しかし、そんな謎を打ち消すかのようなパールシルバーの淡い輝き、そこに品格という言葉をわがものとした繊細なタッチで描かれた”TIFFANY & CO”。そしてその言葉を引き立たせる為のゴールバーのアプライドインデックスが、心の深くまで何かを伝えてくる。『T-100』リファレンス…ティファニーの1870年から続いた時計製造への思いを唯一、伝えてくれるモデルであり、1960年代のティファニーの幻と消えたモデルである。世界一のジュエラーが創作した14金無垢シャンパンゴールドの塊をまだ旋盤機の無い時代に当時の職人が抉りぬき、そこにクラウンを差し込む穴を開けるというクオリティーの高いワンピースケースとして仕上げ、そこにリファレンスの”T-100 TIFFANY & CO、14K GOLD”深々とした刻印が、ジュエラーとしての気品すらを感じさせ震えが止まらないほどの歓喜な喜びを感じさせてくれる。そしてそれは、最後のシナリオを証明するかの如くムーブメントに刻まれた『TZY』。最終的にティファニーが、ムーブメントを最終調整した証であるマニュファクチャーコード、そして”T1B-72キャリ”ナンバーが深々と刻まれ、ア・シールドがエボーシュキャリとしながらもその爽快なローターサウンドは、この一品がティファニーのクオリティーの高い自社モデルとして気品、そして当時の職人のディテイルに拘った揺ぎ無い魂、それぞれのオーナーの想いが伝わってる妖美な漂いを感じさせていることは隠せようもない事実であることをお伝えしたい。
愛のかたちとして170年以上の間、世界の女性から愛され続けてきたティファニー、正面玄関に掲げられたアトラスクロックを眺めながら、いつかは、ティファニーを身に着けたいと思い描いた女性もいたはず。そして愛し合う二人の為の永遠の証として時を刻んできたのも事実である。そんなティファニーは、時計の歴史も意外と古く、1866年に、ご存じティファニータイマーで世界にその名をしらしめ、特許もとり、1870年にはジュネーブに自社工場を建て、マニュファクュールとしの顔ももっている。時計としては、1890年頃から続くパテック、モバド、そして1919年頃から続くロレックス、30年頃からはオメガと、ジュエラーとしての顔が強く、自社製品としての時計を製品化していたが、その一品は、なかなか市場に出回らないのも事実であり、時計史上最大のミステリーとして語られている。
【コンディション】
日差±60秒、ゼンマイ、ガンギ、テンプのチェック済みの最高の一品。ムーブメント3ヶ月保証お付けいたします。ダイアルは部分的に経年のヤケは感じられるが、気品に満ち溢れたパールシルバーの淡い輝きは最高です。ケースは小キズはございますが、年代的にも美品であろう。