幻!付属品完備★ルシアン・ピカール シーシャークRef.LP60-M1★14金無垢シャンパンゴールド /8ピース ダイヤモンド Cal.60

ルシアン ピカール社、1970年以降、クオーツショックにより、いち早くシチズンと契約しミヨタブランドのクオーツ時計のモデルを世に出したことで、ブランドバリューの位置づけが低くなり、現在ではコストパフォーマンスを武器にした安価だけの魅力の時計ブランドのイメージとなってしましったが、スイスメーカーとして1923年に設立、当初から薄型ムーブメントの開発を手掛け、レディースの宝飾ブランドとしての顔を持ち、自社ムーブメントまで製造するというマニュファクチュールとしての高い評価を受けた事で知られる。特に1960年に入り、アメリカの月に人を到達させるという世界的プロジェクトとなった。アポロ計画でのオフィシャルメーカーの選考でもルシアンピッカードはオメガ、ロレックス、ロンジン、ブローバと並びその選考対象となった7社の一つにもなったほどである。今回の一品はその技術を証明する一品とも言えよう。特に今回の一品は箱から保証書から当時のすべての付属品が完備されている通り、プライスタグには$300.00である通り、現在の価格の日本円に換算すると、当時は1ドル=360円であるから15万円ほどの価格なる。当然当時としても高級時計としての位置づけであり、ケースき14金無垢でダイアルには3,6,9,12時位置に2ポイントづつのダイヤモンドをあしらえ、宝飾ブランドとしての威厳を感じるほど、機械はLP60キャリ、フェルサを中心にエボーシュを取り入れながら自社キャリとして誕生させた結晶とも言える。特にベアリング式のローターからゼンマイへの繋ぐ切り替え車はブリッジから大きく飛び出し独自性の様相を魅せ、その14金無垢のケースまで自社製。そのダイアルに描かれた”シーシャーク”の名に相応しいクオリティーの高いケースは完全にワンピースケースで竜頭は嵌め込み式でメタルのチューブが竜頭を押し込んだ時に高い防水製を誇る。更に風防は通常よりもスタンド部分が長く、ベゼル部分にしっかりと食い込むほどにしっかりと密着する為、レンチでの風防外しも用意ではないほどの風防とケースの密着性が高くなっている。なかなかここまでのクオリティーの高い作りは他にはないだろう。同年代のオメガのシーマススターRef.6865が竜頭の嵌めこみ式であること、同じワンピースケースであることも同条件であるが、ルシアンのケースのほうが完全に密着性が高い。そんなルシアンピッカードの一品。先ほどもお伝えしましたが、当時の純正箱、保証書、メーカータグからプライスタグ、クリーニングクロスまでついた付属品完備であることを告げよう。そして当時15万円で販売された一品であることでもしつこいようだが、再度お伝えしたい。