激希少トリカラーゴールド14金無垢ハンター★エルジン Cal.415★1915年頃 シールド & フラワーガーデン

アメリカのシカゴの当時の市長であるベンジャミンダブルレイモンド氏を中心に1864年にナショナル時計株式会社を設立、わずか3年後の1867年にシリアル101を最初に、自社キャリを開発し、アメリカ随一のマニュファクチュールとしてその地位を獲得した。その後のエルジンの1930年頃までの軌跡はそのムーブメントの数を見てもサイズ、石数、そしてオープンとハンターの違いをそのグレード、モデルにより違いをだし、毎年のようにマイナーチェンジするという妥協の無い職人魂の追求とも言えよう。今回ご紹介するモデルはサイズが3/0、27.9mmという空間を見出した”415”。当時3/0はミドルサイズで400系はこのサイズとしては1910年頃より出た中で最初期の頃のファミリーとなり、懐中の時代から腕時計に変わるそれぞれの時代を生き抜きエルジンが魂を注いだキャリバーであるのは確かだ。その様相は角穴、丸穴車と2番車を抱え込み独特の曲線を描いた1/2ブリッジと3,4番車の横長の半円ブリッジを特徴とし、ダマスキンとした最高のエングレービング装飾を施す。ガンギ車はより下に配置されたアンクルと混じり合い100年という時を語ってきたことをその分厚いパーツひとつひとつが語ってくれる。テンワはスティールと黄銅を張り合わせたバイメタルの切りテンプ。ゼンマイはヒゲゼンマイを採用。最高のクオリティーとなる。しかしこの一品の驚くことは、その3色に彩られた14金無垢ケースと同じくトリカラーで繊細にエナメルし上ゲされた美しいその様相である。特にポーセリんグのダイアルは、金を滑らかな曲線で型どり、その繊細な金の曲線とモンゴメリーの細かい旋律がピンクに彩られ貴族達が集う晩餐会を賑わせたタイムピースとしての真実の役割を感じることが出来る。当然ハンター14金無垢ケースは、フロントをフラワーガーデンとし細かい彫金で描き、バックはシールドデザインとした高級モデルに施された証も感じる小とが出来る。