激激激希少18金無垢シャンパンゴールド★セイコー ロードマーベル★1961年美品 Cal.570

キャリバー570(初期型の為、キャリバー№は与えられず、あえてこう称しよう)という世界を証明するかのようなその雄叫びは、そのダイアルに秘められたメッセージの如く、彫り込みをより深く、そして丁寧に磨き仕上げ、最高の塗布技術でその魂をそこに宿すこととなった。カーシーブに描かれよりしなやかな字体でありながら線先まで力強く見る我々に日本の魂を感じさせてくれれる……..

LORD MARVEL

その名はロードマーベル…..後、クラウンという伝説を最高のシチュエーションの新たな息吹とし、すべてのモデルを凌駕することとなるこの”LORD MARVEL/ロードマーベル”は1958年に誕生した。マーベルというストーリーをロードという最高の名称する言葉でしめくくる……
その昔, 第二精工舎（亀戸）と第二精工舎諏訪工場(後、諏訪)の2つの柱を持つことで、お互いにライバル意識を持ちながら切磋琢磨した技術革新を目指し、戦後間もなく、諏訪はスーパーを発表し、5年後の1955年に亀戸からはユニークが発表されると、それまでの国内での市場を世界市場への足掛かりとする為にスイス時計の精度に匹敵するほどの、”驚異”であり、”驚くほど”のクオリティーの高さを持った時計”MARVEL”を1956年に発表した。そのハイグレードモデルとして1958年、日本では初となる可動式のヒゲ持ちを採用した今回ご紹介する一品”LORD MARVEL”は誕生する。それはそれまでのテンプの片振りの調整に対容易に調整をすることを可能とし、より精度が確かとなった。それは日本の誇る高級機として1960年グランドセイコーが誕生してからも、その高級機としての威厳は存続される。60年に入り”キャリバー570″の軌跡は、1959年に諏訪から誕生したクラウンの機械をバージョンアップした形で1964年5740Aという初めてキャリバーナンバーを与えられ、その後、66年、66年19800振動の5740B、翌年36000振動”5740C”が誕生、それによりクラウンよりも格上であり、グランドセイコーよりも高い驚異的な精度を実現させた。その証として1970年クオーツの時代が到来しても尚、この”LORD MARVEL/ロードマーベル”の軌跡は継続されるというほどのセイコー史上で最も長い歴史を持った一つであることは確かである。そんなロードマーベルからの非常に市場に出回ることの無いと言っていいほどの希少な今回ご紹介する18金無垢モデル。この出会いがあなたの最初で最後となるかもしれない真実にあなたの迷いは無に等しいはず。