激希少1966年18金無垢シャンパンゴールド ディスクケース★オーデマ・ピゲ★Cal.2001

18金無垢という妖美な紅の色あいが、心の中に何かを語りかけるように、ゆっくりとした時間をかけて時を刻み始める…..
信じられないほどの耳に伝わるガンギ、アンクルの重なり合う音が大きく体全体に伝わり始める時、指に触れる欲望だけが押さえきれないほどに体を揺さぶる。
時の語る瞬間からなる竜頭を回す動作にも、その巻きあげる力が指の先から伝わり、力強いゼンマイのトルクさえも大きな音としてこの世に存在する
そっとバックのスリットに手をやり、膨らんだ裏蓋を開けた瞬間、メカニカルという世界を超えた芸術という真実の世界が官能出来る
“2001”キャリ…スモセコなるこの年代として想像するように、50,60年代のオーデマ・ピゲを支えた名機であり、センター2002キャリ同様、様々なケースに対し対応できる為に創造した最高の証を意味するキャリバーであり、マニュファクチュールの祖たるルクルト社名機”818キャリバー”をオーデ・ピゲ独自のモジュールで創造せしめたオーデマ史に残る名機のひとつであることは確かである。

そんな今回の一品、年代はケース裏の刻印からインポート品であり、その刻印は左の斜めに沿ったKの文字は1966年のヒストリックマークを表し、その右側へと読めば”18を横にした750は1975年まで使用された18金無垢のホールマーク、そしてΩのマークが入った紋章はロンドンに輸入されたインポートマークであり、この一品が1966年頃に製造された事を示す。既に50年以上の半世紀の時を刻んできたが、その美しさはケース、ダイアルのコンディションを見てもわかる通り、かなり大切にされてきた事が手にとるようにわかるような一品であることは確かである。