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MODEL | Ref.1016 エクスプローラー |
MOVEMENT | Cal.1570 オートマティック |
AGE | 1975年 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 35mm(クラウンガード含めず)×45mm(ラグ to ラグ) |
1975年☆Ref.1016★ロレックス エクスプローラー★Cal.1570 日本ロレックス オーバーホール見積
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1953年に特殊モデルとして誕生した”エクスプロイラー”、全モデルの中で世界の一般的価値観として、なぜここまで人気を博するのか….サブ、GMTなど他モデルのわかりやすいリファレンスとは違い、エクスプロイラーのリファレンスの謎は奥が深い。
エクスプロイラー誕生期、セミバブル時代に発生したファーストモデルと言われる”6150″でさえも、通常オイスター”PRESITIONプクシジョン”モデル、そして同年代にカナディアンロレックスで販売したドレス系エクスプロイラーと違うデザイン、モデルでありながら同じリファレンスが存在してしまう。この第一世代のエクスプロイラーは、更なる北米派生モデルにより謎が深まり、サブ、GMTなどの伝説ファーストモデルとは違い市場価値が、”北米ボーイズ”エクスププロイラー”を除き、今一であるのも事実である。そんな中で、アメリカ向けとしての意味合いが色濃くあったエクスプロイラーが世界市場として始めて誕生したのが”Ref.6610″であり、そのDNAを引き継ぎ、同ファレンスで3回のマイナーチェンジをすることにより、コレクターアイテムとしての必須要素を見出したのが、”Ref.1016″であり、スマップのキムタクにより日本での人気に拍車をかけ、それがアメリカ市場に飛び火し、その頃から世界的市場価値も年々、上向きになっているのもひとつの特徴であろう。
そんなエクスプロイラーから今回、ご紹介させて頂くのは、1975年製造のマットダイアル初期モデルをご紹介したい。やはりこの1016の魅力はそのダイアルにある初期モデルにしか存在しないロレックスの王冠マークであろう。王冠マークと言っても時計職人の”手の平”をモチーフにして創り上げられたもので、この逸品のエンブレムを見て頂いてもわかるとおり、他ロレックススポーツモデルには存在しないこのデザインは1016ステイタスの象徴のひとつでもある(1655は別として)。特に人の手形により近く、より小さく纏められたそのエンブレムは、他モデルのように力強い印象ではなく、簡素な美しさでモダンな装いでオールドエクスプロイラーファンのハートくすぐる必須アイテムとなっているのもこの年代の特徴であろう。しかし、この年代が実は、日本のエクスプロイラー市場をおかしくしてきたも事実である。
1966年頃からマットに変わると同時に誕生したこのエンブレムは、1970年代のトリチウムカラーがホワイトに変わる頃に終ってしまうのだが、当然、40年以上経った現在では、当時のオリジナルのものが少なく、1990年代に入るとエクスプロイラーの人気により特に社外パーツが市場に出回り始め、ロレックスのファクトリーパーツを維持している個体が少なったこともあり現在、このエンブレムは希少なアイテムとなったことは言うまでもない。ただ現在他のロレックススポーツモデルであれば、針やダイアルが社外パーツの場合、連絡事項に必ず、”社外パーツ混入の為、交換が必要”と記載されるがOHは受け付けてくれる。当然改造痕がある場合、そしてケース自体が社外の場合は見積もりもとれないのも当然のことだが、エクスプロイラーは、他モデルと違い共有パーツが無い為に、針ひとつ社外であろうがOHは断られてしまうのも現実だ。結局、エクスブロイラーの1016に関して言えば、1980年以降のモデルはOHが通りやすいが、古くなればなるほど狭き門となっている。又、信じられない事実だが、特に1990年代のブレイクにより、スイス製の偽物が多く日本市場に流れてきたのも事実である。現に当社として年間オークション出品依頼としてお預かりさせて頂く個体は有に100個は超える。しかし現状はその内の約4/5の個体がガチャものであり、ひどいものは機械以外すべて偽造ものがある。当然、12時側リファレンス、6時位置シリアルの刻印もしっかり”STAIN LESS,そしてORIGNE DESIGNの文字もしっかり刻み、バックケースのインサイドのMONTRES ROLEX SAの刻印もあり、1016の下に年式を示す刻印もご丁寧にあるからプロでも騙される。中国、香港、ベトナム、たまに南米ものも存在するが、それらはレプリカレベルで騙されたほうが悪い。しかし日本市場に多くで出回っているものは1980年当時まで作られていたスイス製の偽物が日本市場、いや世界市場のバリューの混乱を招いているもであるのも事実である。そして日本ロレックスを通ったとしても前頭で申し上げたとおりにほとんどがスイスの本社送りのなる為、針交換の場合は、3,4か月かかる。それこそが現在のエクスプロイラーの価値をとんでもないものとしているのであろう。当然見積もりがとれていない個体の購入は避けたほうが良いだろう。でないと火傷してしまのも事実。特に日本では偽物を購入しても警察では相手してくれない。警視庁”知的犯罪捜査課”で受付はしてくれるものの100%無理である。弁護士に相談しても解決方法はない。それが誰でも取得できる古物商免許のみの日本のひどい現実である。
そんなどろどろしいお話しをしながら今回の一品は、今年の8月日本ロレックスOH見積もり通過、”72450円”という見積もりで仕上がった。内容的にはオーバーホール基本料金”43000円”、クリスタル”4000円、リューズ”7000円”、チューブ”7000円”、クラスプ”2500円”、バネ500円”,フラッシュフィット”10000円”、スプリングバー”1000円”となる。当然、フラッシュフィット、バネ、スプリングバーはキャンセルすることが出来る為、60000円ちょいで仕上がる最高のコンディションと言えるであろう。但し、インデックスがホワイトの為、当時のものではなく、間でメーカーメンテを受けていることは伺える。しかしブレスからすべてロレックスファクトリーパーツオリジナルの最高の個体であるのは事実。それだけで今後の1016の止まらない現在でもバリューアップし続け、そしてCal.1570メンテ終了時に備え、投資的な意味でも、又、今年の冬のあなたの思い出を飾る最高のパートナーとして、そして今年一年間頑張ったあなた自身へのご褒美として、又、最愛なるあなたの大切な方ヘの贈りものとして、そして最後に、あなたの大切な思いでの1ページを飾る一品として、この最高な逸品を購入してはいかがでしょうか。
【コンディション】
日差±20秒、当社ガンギ、テンプ、ゼンマイチェック、注油済みの3ヵ月保証。ベゼル内側にサビつきが見受けられ、風防にも若干の小キズがございますが、他ケース、ベゼル、バックケースに対しては極小なみの目立つキズが全くない全体的にはかなりいいコンディションであると確信します。