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MODEL | Ref.6084 セミバブルバック |
MOVEMENT | Cal.645 オートマティック |
AGE | 1952年頃 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 33mm(クラウン含めず)×40mm(ラグ to ラグ) |
赤OFFICIALLYダイアル★ロレックス セミバブルバック★Ref.6084/Cal.645
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タイムピースと名に秘められた思いは、1951年から現在まで、そしてこれから先も永遠に続くことであろう。それが本来のタイムピースの役目であるからである。現在の技術力が生んだ産物のようにメンテし易いが、耐久性と美しさにかける現行時計とは明らかにその違いを見せつけてくれる…..そう、今回の一品、セミバブルバック”Ref.6084”1950年に発表され、ロレックスの歴史が遡る1932年当時から実は構想が練られていたノンスクリューの”スーパーオイスタークラウン”、 18年の月日を擁して開発されたそれは、チューブとクラウン(リューズ)にパッキンをもうけ押し込むことによりその圧力で高い防水性を可能にすることでネジ込みチューブを必要としない6mmというビッグクラウンとして誕生した。それまでバブルバックねじ込みクラウンを15年の間、進化させてきたロレックスビエンヌ社がエグラー一族の思いとして、又、ハンス・ウイルスドルフの念願の思いとして、1947年、特許出願(特許番号:264359)しその後、製品化へと至ったが、1952年ロレックス ジュネーブ社のトリプロッククラウン開発(特許番号:300363)により、そのスーパーオイスタークラウンは、その3年余りの短い生涯を閉じたのである。そんな思いが隠れた今回の一品は、当然、6mmのビッグリュウズを備え、そこに深く刻まれた証”SUPER OYSTER ROLEX”の文字の中心にロレックスのエンブレムを刻んだ最高のステイタスは、1949年頃から誕生したセンター位置やや上部に存在するロレックスの立体的造形スモールエンブレム、そして12,3,6,9時位置の大き目のウエッジ(楔形)のバーインデックスと他スモールウエッジインデックスとのコラボにより現代まで続き変わらぬロレックスデザインの発祥とも言えるのではないだろか、そして”6084”初期モデルに存在すする赤く染める”OFFICIALLY”の文字も含め、それが完全な当時のままのコンディションとして、59年という経年があたかも生きている年輪のようにヤケが見事に、それぞれのオーナーのヒストリーを語っていることであろう。そしてそのその鼓動は18000振動のロービートの語らいを1951年に開発された”645キャリ”に載せ、バブルバック最終機”630NA”から進化を遂げたことをアピールするかのように、緩急針で調整しやすいように調整口をつけ、テンプは環状のリム部分を熱い部分と薄い部分に分け、薄い部分に調整の為のチラねじを装備し、熱い部分からチラねじが飛びださないようにし回転半径を大きくすることによって慣性モーメントを上げ精度を高めたロレックスビエンヌ社の魂を感じる独特の造形美も感じることができ、そしてそれは角穴に刻まれた”SUPER BALANCE”として世界に名を馳せたことは言うまでも無い。そんな今回の一品、長いバブルバック創世記からやっとの思いで抜け出たねじ込みという当初クレームから始まった世界をスーパーオイスタークラウン誕生への軌跡として、そして”645キャリ”開発により、よりフラット化へのセミバブルバック誕生秘話として、くどいようだが、その59年の経年の重みを感じる最高の逸品であることは揺るぎない真実である。
【コンディション】
日差±60秒、ゼンマイ、ガンギ、テンプのチェック済みの最高の一品。ムーブメント3ヶ月保証お付けいたします。ダイアル、ケース、それなりの経年変化はあるが、全て1950年の産物とは思えないほどのコンディション。当然バンド、バックル以外は完全なオリジナルコンディションである。