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MODEL | Ref.5500 オイスターパーペチュアル エアキング |
MOVEMENT | Cal.1520 オートマティック |
AGE | 1982年 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 34mm(クラウンガード含めず)×40mm(ラグ to ラグ) |
1982年★ロレックス オイスターパーペチュアル エアキングRef.5500/Cal.1520★美品
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1945年、創業40周年を迎えたパーティーの席で、ハンス・ウイルスドルフが発表したのが、デイトジャスト”Ref.4467”である。それはロッレクス モントレス社の取締役でもあり、良き人生のパートナーとしてた長年付き添った妻との永遠の別れとなった翌年の出来事であった。バーゼルではなく、40周年のパーティーの席で発表したことは、後にも先にも、これが最後である。それはデイトジャストがロレックス創業者ハンスの最終目標であつたのは言うまでもも無い。そしてそれはハンスウイルスドルフ基金設立に伴う永遠に買収されない企業へのプロセスとなった。そんなデイトジャストは、光であり表であり、常に輝かしい存在であったであろう。しかしそこには主役として光輝かせる為に必要なもうひとつの脇役ストーリーが存在したことは知る由もないだろう。
1945年4月、それはデイトジャストの高級モデルの位置づけを確固たるものとする為に一般的階級向けとして同年、安価な値段で販売された。当初他バブルバックモデルと同じようにクロノメーター表示のものであったが、いつしか”CHRONOMETRE”の文字は消え、ノンクロノメーターとしてシンプルな”PRECISION”の文字となり、セミバブル”Ref.6552エアキングセカンド”へと語りつがれていった。そして1962年、突如世界の華やかな舞台へその名は永遠のものとった。”Air King”EXPLORER”の誕生である。当時、北米開拓により富裕層が北米に進出し華やかな時代を飾っていった時代。当時イートン社とのコラボから既にカナダので地盤を築いていたロレックスカナダ支社が放った一品がエクスプロイラーであった。しかし当初、その36mmというケースは平均身長178cmの時代には不向きでありドレスウオッチが人気であった時代、バブルバックカバードでもその失態を経験済みであったロレックスはすぐさま、方向転換、あるモデルのダイアルを”EXPLORER”の文字に変え販売した。それは大成功を収め、エクスブロイラーという名を世界の人々が知った真実の瞬間であった。それは本家1016では無く、急遽、即席で造られたもうひとつの影武者としての存在が成し遂げた真実のストーリーであったのかもしれない。
『Ref.5500』これこそが、実は真実の世界へのエクスブロイラーの道のりの原点であったことは、誰もしる由もないだろう。
そんなストーリーを語りながら今回、ご紹介する一品は、当然”Ref.5500”エアキングをご紹介したい。エアキングの象徴たるモデルであり、世界の誰もが知っている存在である。当時の”1601デイトジャスト”を知らずとも”Ref.5500エアキング”を知っている方のほうが多いのも事実、それは、今回の一品が語るようにそのハイポリシュされたラグまでしなやか曲線で表現したステンのシャープなフォルム。頑張りすぎない”1520キャリ”の緩やかなビートで時を刻むノンクロのマニアック的存在、そしてペットネームとしては、スピードマスターと並ぶ古さを持つペットネームとして存在していたその証を、カーシブなセクシーな字体で表現することにより、シンプルでありながらどこかエロティックであり、キュートな可愛らしさを持つのも特徴のひとつであろう。当然34mmのケース形状は幅広い年齢層に愛され、長年に渡り普段着けとして使用する最高の人生のパートナーとしてこれほどマッチングするモデルはなかなか存在しないだろう。ロレックスというひとつも富裕層的存在のいやらしさは全く無く、自然に素直に表現している最高のモデルと言っても過言ではない。そして今回ご紹介する一品は、ダイアルに薄らと経年の良さが出ているが、ケースにヤセは無く、目立つキズの全く無い最高の逸品であり、当時のオリジナルボックスまでお付けして、素敵なあたなのパートナーとして向入れてあげて頂きたいと心から願う私の最高のコレクションからの出品であることを皆様にお伝えしておこう。
【コンディション】
日差±20秒、ガンギ、テンプ、ゼンマイチェック、注油済みの3ヶ月保証。ダイアルには薄っらと気付くか気付かないほどの経年のヤケ、ソバカスがあり、ドットのトリチウムは枯れ、何とも言えない情緒を感じるコンディションです。ケースはブレスも含め目立つキズの無く最高のコンディションであると感じております。