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哀愁の先に…1920年代★RENOMA/レノマ★14金無垢シャンパンゴールド 薔薇模様彫金

PRICE 
MODEL薔薇模様彫金ケース & リーフ彫金ラグ  ブレゲナンバー 
MOVEMENT 
AGE1920年代 
MATERIAL14金無垢シャンパンゴールド 
SIZE横径:20.9mm(リュウズを含ず)×24.1mm(ラグ両先端先まで)  

SOLD OUT

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哀愁の先に…1920年代★RENOMA/レノマ★14金無垢シャンパンゴールド 薔薇模様彫金のサムネイル
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哀愁の先に…1920年代★RENOMA/レノマ★14金無垢シャンパンゴールド 薔薇模様彫金のサムネイル

 今回ご紹介する前頭からカルティエのカテゴリーにいれさせて頂き誠に申し訳ございません。今回の一品は、1920年代のポケットウオッチから腕時計に変わっていく時代の希少な一品であり、当時ガーランドスタイルから始まったカルティエとは全く違う造形の拘りであるが、同じ時代に金の装飾を施した時計としてはかなり上質なものとしてこの一品のストーリーをお話したい。ただ今回の一品は、1920,30年代にスイス政府に登録された腕時計のメーカー表の中には”RENOMA WATCH”は存在せず、その容姿からはフランス、若しくはケースの彫金デザインであるご存じチューダー王家の家紋”薔薇模様”からもイギリスのメーカーではないかとも感じる。又は当時は時計メーカーよりもカルティエのようにリテイラーとして時計メーカーが販売を委託、ダイアルに時計メーカーでなく、リテイラーメーカーの名を入れる時代でもあったことは確か。又この時代は金の価格が上がり始め、関税も上がり輸出入での金の扱いも厳しくなり、腕時計の場合には必ず輸出の場合はインポートマークをバックケースのインサイドに打つ込むこととなり、そこには当時、民間に政府が委託していた金を鑑定する会社のホールマークが必要となった。今回の一品も14金無垢のホールマークの右下にインポートマークが存在し、左下にアルファベットの文字が確認できるがいずれも完全では無い為、今回は誠に申し訳ございませんが不明なものとして出品させて頂く。しかしその様相は繊細で薔薇のリーフ模様をラグに見立て、4本からなるリーフデザインでケースを包込む。当然ラグは1920年代まで主流となったバンドが脱着の出来ない”ハメゴロシ”。そのケースのフロント部分を薔薇の花びらからリーフの曲線ですべてを表現している。ダイアルに至ってはクロス柄のギョーシエ装飾を施し、そこにブレゲ数字のアワーズインデックスをアプライド(立体的)に表示、20年代の高級モデルにしか採用されない装飾にこのブランドの謎に興味が湧いてくる。状態も見ての通り目を疑うほど、ダイアルのビンテージ感は80年以上の経年のヤケが心の中に映像として浮かびあがるほどの脳裏から離れられない感動的様相。バックケースもハンター式でジョイント部分も全くの無キズ、鏡面されたバック部分も極小の凹みを感じる程度。機械もこの年代独特の装飾法で懐中から流れをくむペルラージュ(弧円をいつくも重なり合わせる)のその装飾に、その当時の又、この”RENOMA WATCH”というメーカーの華やかな時代、そして歴史を感じることが出来よう。
現在に至るまで、1930年のオイルショックでは200社以上の時計メーカー、1973年のクオーツ、オイルショックではスイス、アメリカ時計メーカーも含め500社を超える時計に携わる会社が解散、倒産、合併していった。この一品もまさにそんな歴史に隠れた華やかな時代を生きた素晴らしい時計メーカーであったことには間違いない。