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MODEL | Ref.5722-9990 サードステージ |
MOVEMENT | Cal.5722B |
AGE | 1963年製造 |
MATERIAL | ステンレススティールケース |
SIZE | 36.5mm/横径リューズ含めず×42.9mm/両ラグ先端まで |
1966年★グランドセイコー★セカンド Ref.5722-9990サードステージ Cal.5722B
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世界が震撼し、怪物と呼ばれたセイコーヒストリーは、当時、未だ世界で誰も知らない服部時計店というオリジンから始まった…..
戦後から1950年代に入り急激に高度成長を遂げていった日本、戦後最大の自殺者数までも出した時代でもあり、逆に洗濯機、テレビ、冷蔵庫などの3種の神器が誕生し、夢や希望に全力を傾けていた時代でもあった。そんな時代、時計という物質は言わば人生の勝利者が手にするものであり、一種の憧れであり、その時計を手にすることを目標にし勝利者を目指した人も少なくない。その象徴的産物のひとつが服部時計店”セイコー”ブランドであったことは間違いない。
独特なトライアングルブリッジの象徴的造形、Cal.560、19石から21石への軌跡を歩んだセイコークラウンはその集大成であり諏訪精工舎の息吹の原点となり、”フェザーCal.60” 第二精工舎の追手をくじく形となった諏訪からの使者”Cal.3140”セイコーライナーを生み、そして諏訪魂として世界にその名を轟かせることとなった”Cal.3180”GSグランドセイコーファーストモデルを誕生させることとなったのは言うまでも無い。それは後、セカンドストーリーとして、430,5722キャリと続いていった….
GRAND SEIKO SECOND MODEL….THIRD STAGE
ご紹介する一品はグランドセイコー初となるデイトカウンター、防水機能を装備した”Ref.5722-9990”、1966年に発表されたサードステージたるセカンドモデル”をご紹介したい。状態は画像を見て頂いているとおり、ラグのエッジも立っている最高の状態で磨きは入っているがヤセの全く無い状態で最高そのもの。ダイアルも当時のままで、それまでのグランドセイコーに印字された”Chronometer”の文字もスイスの公式クロノメーター協会から許可無き引用として指摘されたことでダイアルからクロノメーターの文字を無くし、筆記体文字から活字体の文字に切り替わりクロノメーターよりも品格を持つ規格として日本の誇りを示したように”GS”をアプライドに表示した縦長の初期のもの、これは逆にかなり引き締まった感が出て威厳を持った趣のあるアダルトな印象となった。昨年、復刻盤として誕生を遂げたことでオリジナルのセカンドモデルの人気に火をつけたが、このデザインは科学的にも人間の視覚で一番整ったように感じさせる配置として現代でも注目視されているほどで、見れば見るほど美しく感じる。又、ファーストモデルからchronometerの文字を印字したセカンドモデルのセカンドステージから振動数を18000から19800へと上げ微調整の出来るようにグレードアップされた緩急針を持つ様相は”Cal.5722B”の名を預けられた最高のストーリーを語る。