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MODEL | シチズン ハイライン スーパーラウンドケース |
MOVEMENT | Cal.HI LINE |
AGE | 1965年製造 |
MATERIAL | 18金無垢シャンパンゴールド |
SIZE | 約36mm/横径リューズ含めず×44mm/両ラグ先端まで |
激激希少18金無垢シャンパンゴールド★シチズン ハイライン★伝説耐震パラショック Cal.HI LINE
SOLD OUT
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現在では、クオーツのおかぶをセイコーから奪い躍進しているシチズンも70年前、戦後間もない1950年代には、スーパー、ユニーク、マーベルなど次々に自社モデルを発表し、人気を博し、既に日本での確固たる時計の地位を築いてきたセイコーに追いつくまでには未だ未だほど遠い地位であったのは事実であろう。しかし1958年それまでのシチズンの地位を覆したモデル”デラックス”が登場することとなる。4mmの壁を越えたその薄型時計は、当然、当然当時のセイコーにとって脅威となったのも事実である。よくセイコーの歴史で、第二精工舎と諏訪との関係が競い合いによって築かれてきたと言われているが、当時、社内では実はそのような思いは全くなかったと聞く、それはセイコーのシチズンに対する脅威に対し、既に時計メーカーとしての確固たる地位を確立したセイコーのプライドが、諏訪、亀戸二社によるシチズン撃退ストーリーの影武者だったのかもしれない。それは1960年に入り、セイコーはゴールドフェザーを受み、シチズンはハイラインを生んだのかもしれない。当然、両モデルも薄型を基本とし、18金無垢モデルをラインナップさせるなど、かなり意識していたきは確実である。そして1956年に全国各地でシチズンがヘリコプターで30m以上の高さから投下実験をし、その鉄壁とまで謳われ話題となった日本発となった耐震機能”パラショック”を開発することで、精度のセイコー、そして丈夫なシチズンと言うひとのストーリーガ生まれたのも事実である。
そんなストーリーを語りながら今回ご紹介する一品は、1961年にシチズンから発表されたモデル
“CITIZEN HI LINE PARASHOCK/シチズン ハイライン パラショック”わご紹介したい。
薄型で世界に名を馳せた”デラックス”に続く第二弾モデルとして発表されたモデルだけに、その薄型ケースに品格のあるシャープなラウンド、ダイアルはシルバーのサンプラストのコーティング仕上げにカーシブに描かれたすべて文字が、シンプルに求めた高級時計としての位置づけをアピールしているようである。更に今回の一品はケースが18金無垢という贅沢なシチュエーションで、見たものに感動を与えるのは間違いない。当然、内部に搭載されるムーブメントは、そのダイアルに描かれた”PARASHOCK”が物語るように、日本で世界でもその脅威的な耐震力を発揮した”パラショック”を搭載、2,3,4番受石にもコールドのシャトン留を施すなど、当時の日本の海外に負けない丈夫で耐久性の高さを誇った”メイドインジャパン”の基礎を作ったと言っても過言ではない。そんなシチズンのハイライン、バックケースに多少の凹みを感じるが、使用上には全く問題ない。全体的にはヤセを感じるが品格を失うほどの痛みは全くない。現在では18金無垢のハイラインが市場から消えてきただけに、今回のモデルはかなり希少であり、手にしたものに喜びと幸せを与えることは間違いないとお伝えしておこう。