幻18金無垢ローズゴールド★ユニバーサルジュネーブ★トリコンパックス Ref.12266/Cal.481

10%含有量とした銅というマテリアルな存在が紅色というこの世のものではない魅惑の色合いとして独特な世界を表現している。見れば見るほど、引き込まれるような一種の魔力にに似たパワーも感じ、37mmというその存在価値と共にこの一品を信じられないほどのオーラをこのラウンドのケースを覆うように漂い続ける。ましてそれがひとつの伝説のの世界を造りあげ、モジュールとしての真実の役割を謳い、そのコンパックスというレジェンダリーな世界の頂点とし君臨した”トリコンパックス”という信じがたい現実がそこににあるとしたらこの一品にに出会うあなたは、その真実の証言者としてこの一品のすばらしさを語り告ぐこととなろう。 

1941年、ムーブメント製造会社をスイス、ポンドマ-テル(1911年創業マーテル社)に”設立、30分積算計付き2レジスター”ユニコンパックス”、 簡易脈拍計を付け医療に役立てた『メディコンパックス』、時差の激しい航空界において、世界のパイロットから愛された『アエロコンパックス』、31日のデイトダイアルを装備させた『ダトコンパックス』、そしてそのコンパックスシリーズの頂点に君臨し、”マテール社渾身の名機となる”281キャリをベースに1944年に”481キャリ”誕生、コンパックスシリーズの最高峰モデルが開発された。その名は伝説の複雑時計として6時位置にある12時間積算計の上部にその証を残した……. 

クロノグラフ、トリプルカレンダーに月齢まで装備したその出で立ちは、当時、その使用方法をマスターするものは時を制すとまで言われ、神の領域に踏み込んだ一品として『トリコンパックス』は現代のこの時代まで伝説として語り継がれていることは間違いない。そしてその伝説は、ゼニスにマーテル社を売却することにより、エルプリメロの世界初ハイビ―ト自動巻きクロノグラフ伝説として世界の時計業界に改革をもたらした原点と言っても過言ではない。 

そんな今回の一品、34mmというトリコンパックスの中でも希少であり、まず市場にお目にかかれないと言っていいほどの18金無垢のローズゴールド。更にダイアルは、眼、鼻、唇、眉毛を丁寧に描いた当時のままのコンディションで、ヤケが綺麗に全体に広がり、70年以上の年輪が成せる信じられないオーラを感じることが出来る。34mmの十分なサイズのダイアルに複雑な機構を表示させることで、それぞれの役割をも見極めるこの出来る視認性をも高くした最高の一品であり、この一品との出会いは一生かけても出会えることのない手に入れる最後のチャンスとしてこの一品に価値をつけてあげて頂きたい。お金を出しても買えるものと、お金をいくら出しても買えぬものとの価値の違いを感じさせてくれる存在であるのはまちがいない。