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MODEL | グリュエン カーべックス レクタンギュラーケース |
MOVEMENT | Cal.440 |
AGE | 1940年代 |
MATERIAL | 14金無垢ホワイトゴールド |
SIZE | 22mm/横径リューズ含めず×35mm/両ラグ先端まで |
激希少14金無垢ホワイトゴールド★グリュエン カーべックス★伝説Cal.440
SOLD OUT
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1920年頃からスイス、ビエンヌに工場を設立し、1925年キャリバー117の開発により角型のマニュファクチュールとしてアメリカを代表するブランドはスイスへとその軌跡と野望は広がり、角型での開発では一目置かれる存在となった。当然その技術は生かされ、1928年にその特許の申請の名に残されたように同じビエンヌの地でムーブメントを製作していたロッレクスとエグラーへの資本参加へとなりプリンスキャリバー”300”の開発となったのは事実である。ドイツ人であるグリュエン創業者””が、同じくしてドイツで生まれ育った”ハンス・ウイルスドルフ”との謎たる因果関係があったのだろうかわからないが、その後グリュエンが突然1936年に資本参加を降りると同時に角型としての自社キャリを開発し世界にその度肝を抜くモデル発表したのも事実である。言わずと知れたカーベックスであり、腕の曲線に合わせ、時計自体を湾曲させるどころか、ムーブメントまで湾曲させてしまった伝説”Cal.311”である。
それは更に腕にフィットするようにCal.330ファミリーのロングキャリへと変わり、1940年には、あらゆるケースデザインにフィットするようにクッションシェイプと呼ばれるカーベックスキャリバー”440ファミリー”が誕生した。その1940年に開発された”キャリバー440”を搭載したモデルを今回ご紹介したい。
当然そのムーブメントは、伝統的な3構造でより薄型にすることで、湾曲させたブリッジを装備、その湾曲した先にはその角度にめり込むかのようなガンギ受けのルビーにもしっかりと独特の留め具を施した独特なカーベックスシャイプ、薄型でありながらブレゲヒゲゼンマイを採用するなど、クオリティーも高い。そしてその湾曲したムーブメントに合わせるようにステップをつけながら角型シェイプを基本としたケースは、金張りを基本としていたカーベックスには希少な14金無垢のホワイトゴールド。更にこの一品に驚きなのが、そのブラックのダイアルである。その光沢のある深見を感じさせる様相は、キズ見で確認するとその世界は別世界となる。網の目のように張り巡らされたクラックが芸術そのものであり自然という奇跡が生んだ産物としてそれが経年によりトロピカルな色合いに変化している完全なメラニン系の樹脂を塗布したミラーダイアルであり、そこに3,9,12時位置に本物のアフターとして添えられたものではなく、純正ダイヤモンドとして添えられることでクオリティーを限界へと導いている。
すべてにおいて妥協のない、そして職人の巧の技として限界への挑戦を繰り返してきたカーベックスの世界を官能する最高の一品であることは声を大にして述べたい。そして当時のオリジナルボックスまで付属させて頂きこの一品に最高の価格をつけて下さる方にお譲りしたい。