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幻!世界発自動巻★HARWOODハーウッド★14金無垢ホワイトゴールド

PRICE 
MODELハーウッド 世界発自動巻 ラウンドケース
MOVEMENTCal.HARWOOD 
AGE1920年代 
MATERIAL14金無垢ホワイトゴールド 
SIZE28mm/横径リューズ含めず×38mm×10mm厚さ/両ラグ先端まで 

SOLD OUT

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幻!世界発自動巻★HARWOODハーウッド★14金無垢ホワイトゴールドのサムネイル
幻!世界発自動巻★HARWOODハーウッド★14金無垢ホワイトゴールドのサムネイル
幻!世界発自動巻★HARWOODハーウッド★14金無垢ホワイトゴールドのサムネイル
幻!世界発自動巻★HARWOODハーウッド★14金無垢ホワイトゴールドのサムネイル

リューズを無くし、究極のラウンドで実用という庶民的理念のもと、1924年スイス特許庁で認可された….

バンパーローターを基本軸とし、鋼鉄バネの代わりに半回転ローターの先にバッファを取り付け、衝撃を無くす…その動力は、中心の二つのホイールで一つの整流に流し、一定方向に巻き上げ、クリックでその巻き上げを押さえていく。確実に巻き上げるこの機構は、1932年ロレックス社がパーペチュアルとして自動巻きを両方向回転ローターとして開発した不動角差”30°”を超える”18°”でパーペチュアルの誕生より10年も前にも関わらず、それが偶然なのかは定かではないが、既に巻き上げ効率の限界の域にのまで達していた。

HARWOOD/ハーウッド…..

イギリス時計技師でもあった”ジョン・ハーウッド”が、雨や塵の多いロンドンで、その難題を克服する為にリューズを一切無くし、外部からの浸入を防ぐ、そして手で巻く動作を無くすことによって完全防御へと近づけた。べゼルを右回しに回すことで時間調整を行う。その場合は、時計は駆動せず、駆動するポイントに合わせる場合は時間を合わせた後、左に少し回し6時位置の小窓で赤の位置に合わせることで、駆動の凛冽に入る形となる。いわゆる中のベゼル自体で駆動する歯車と、時間調整の軸に繋がるカナとをベゼルで操作するというリューズを無くすことでこのような機構となった。当然、ジョン・ハーウッドはこの機構をエボーシュメーカーである”A SHIELD/ア・シールド社”に共同製造を持ちかけ、1926年にはフォルティスがこのムーブメントを受注し、世界初の自動巻腕時計としてバーゼルで発表している。その後、その機構を名にし、ハーウッドセルフワイディングカンパニーを設立、株式投資ではなく生産、販売する権利を販売する形となり、当時、群を抜いた資本力を持っていた”BLANCPAIN/ブランパン”がヨーロッパ全土の販売権を手中に収め、自動巻きはブランパンの独占市場ともなった。しかし、この早すぎた”自動巻き”という機構は、悲しかれ修理でのコストが非常に高い為に時代は未だ自動巻を求めてはいなかったのかもしれない。しかしこの自動巻きの特許の為に、パーペチュアル開発まで、10年という月日を待たなければならなかったのは事実である……

そんな90年以上の歴史的産物ストーリーを語る続きを今回、正真正銘の当時のオリジナルの真実の姿と共にご紹介したい。
そんな今回の一品は、未だ他社と契約に至る前の正真正銘の1926年以前の最高の一品である。そのとおり、そこに刻まれた”SELF WINDING WATCH CO/ハーウッドセルフワイディングカンパニーが”ハーウッドが自社として腕時計を世に出した頃の存在を露わにし、最初の頃だけ金無垢モデルを出したという伝説のとおり純白の輝きを見せる。当然14金無垢仕様は、まず市場にみつからないと言われた一品である。当時の金処理を思わせるゴールドにロジウムメッキを施し、ホワイトゴールドに仕上げたとおり、薄らと金色が浮かびあがってきている。ダイアルもその年代独特の全体のヤケ感をだし、ブルースティールのペンシル針も90年の間に夜光を修復した感はあるが、すべて当時のままの状態を残し、ひとつひとつのパーツ、そして伝説となったこの世界発自動巻きとしての威厳を感じさせてくれる。